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映画館巡りさんの「重松清おすすめ作品」

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更新日: 2020/04/18

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ランキング結果

すぐ側にいる大切な人に気付く

学校での居場所の無さやコミュニケーションの難しさに悩んでいる、10人の少年少女たちを主人公にした連作短編集です。バラバラに思えていた登場人物やエピソードが少しずつ重なり合っていき、本当の意味での友だちについて考えさせられました。

2ナイフ(小説)

ナイフ(小説)

引用元: Amazon

『ナイフ』は、重松清による短編小説集。 社会問題となった「いじめ」について描く。1997年新潮社より刊行された。2000年に新潮文庫より再刊行されている。1998年に坪田譲治文学賞を受賞している。

鋭い刃物のように胸にささる

いじめの被害者、加害者、傍観者とそれぞれの視点に立って5つの物語が映し出されていきます。無意識のうちに誰かを傷つけてしまう思春期特有の残酷さと、救いの手をそっと差し伸べる勇気について痛感させられました。

血よりも濃い絆を描く

再婚した妻の連れ子の前で良き父親を演じなからも、別れた妻との間に授かった実の娘を忘れられない男の苦悩を描く社会派文学です。ふたつの家族がひとつになるために模索していく姿には、血の繋がりに頼らない新しい家族の形が伝わってきました。

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