【人気投票 1~33位】重松清の書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?





このお題は投票により総合ランキングが決定
家族がテーマの物語を多く描いている作家『重松清』。今回は彼の作品にスポットをあて、みなさんの投票をもとに『重松清の人気書籍ランキング』を作成します。過酷な人生を生き抜く少年の軌跡を描く『疾走』をはじめ、吃音症の先生が孤独な生徒たちに寄り添っていく『青い鳥』や、友達とは何かを考えさせられる『きみの友だち』、2010年に吉川英治文学賞した、いじめがテーマの物語『十字架』などの人気作品は果たして何位にランクインするのでしょうか!?あなたがおすすめする作品を教えてください!
最終更新日: 2022/06/22
ランキングの前に
1分でわかる「重松清」
家族の絆を描くことが多い「重松清」
重松清は、1963年生まれ、岡山県出身の作家。1991年に発表した青春小説『ビフォア・ラン』でデビューを果たします。続いて1999年に『ナイフ』で坪田譲治文学賞を受賞すると、同年に『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。そして2001年『ビタミンF』で最高の文学賞の1つ、直木賞を受賞しました。2002年には「本の雑誌年間ベスト1」に選ばれた人気作『流星ワゴン』を発表。以後は2005年に友情を題材にした短編集『きみの友だち』や原作・ドラマ共に高い評価を得ている『とんび』、傷を抱えた生徒たちとの交流を描いた『青い鳥』などを執筆します。絆や友情などをテーマにした作品が多いことで知られている重松清。一方で2012年に発表した『疾走』は、それまでの重松清作品とは毛色の違う衝撃作として各方面で話題になりました。
矢沢永吉の熱心なファンだった重松清
重松清はロックンローラー「矢沢永吉」の熱心なファンです。名曲『成りあがり』の歌詞に沿い、フォークギターを抱えながら夜行列車に飛び乗り上京。しかし、いざ東京に着くと、交通機関の混雑で死ぬかと思ったそう。それでも矢沢永吉や、同じくファンである吉田拓郎について、「地方に住む僕たちに『上京の物語』を与えてくれた」と感謝しています。
このランキングの投票ルール
このランキングでは重松清が手掛けたすべての作品が投票対象です。短編やエッセイ、共著にも投票可能です。また、田村章名名義の作品もOK!あなたの好きな重松清の作品に投票してください!
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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すぐ側にいる大切な人に気付く
学校での居場所の無さやコミュニケーションの難しさに悩んでいる、10人の少年少女たちを主人公にした連作短編集です。バラバラに思えていた登場人物やエピソードが少しずつ重なり合っていき、本当の意味での友だちについて考えさせられました。
報告大切なものは少し
重松清さんは本当に青春群像が上手い方だと思った。少年だけでなく少女たちの世界観も繊細に描かれていて、共鳴し、胸が切なくなった。無駄に高いプライドを持て余し、小さな世界を必死で守る。懐かしくてチクリと痛みを伴う短編の連作集です。
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悲しく切ない父と息子のハートウォーミングなストーリー
私が重松清さんの作品の中で一番好きな作品は、ドラマ化されたことでも有名な「流星ワゴン」です。
私はドラマを見ていないので原作通りになっているかは分かりませんが、小説はとても切ないストーリーになっています。
離婚やリストラと不幸が続く主人公の元に、若い頃の父親が現れ、突然ワゴンで過去にタイムスリップしてドライブすることになります。
人生であったいろいろな分岐点を2人で振り返りながら、人生をやり直すストーリーです。
生きていてもいいんだと思える
この小説の主人公のように「自分なんて生きていなくてもいい」と思うことがあります。しかし、生きていなくていい人なんていません。この小説を読むことで自分が知らなかったことを知ることができ、生きていてもいいのだと少しだけ思えました。
報告人生に疲れ切った主人公がもう一度やり直そうとする感動作。
人生に疲れた主人公が死んでしまいたいと追い詰められる現実感に共感できます。実際にあるだろうなと思う主人公の立場に同情しつつ、彼がどのようにして再生していくかという過程が興味深く読み進めることができます。勇気がもらえる1冊です。
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いじめで追い詰められる親子の苦しみが切実です。
1人の男子中学生を中心に、友達と家族について描かれます。クラスメイトの態度が一瞬にして変わることが、日常へ与える影響の怖さを感じました。追い詰められて、息苦しくなるような感覚を味わいました。苦しくなっても、ナイフが手元にあることで得られる安心というものが、少し理解できたように思います。
報告心に刺さる
自分がいじめられた経験があるからこそわかる気持ちや、主人公の思い言動などが題名通りすっと心に突き刺さる感じがなんとも言えず読み込んでしまった。また、いじめられたことがない人でもぜひ読んで欲しいし、いじめに対して真剣に考えるきっかけになる。
報告自尊心で孤立しろ
『きよしこ』を読んで重松清さんが大好きになりました。小さな世界で圧迫され息をすることもままならない少年少女たちの苦しみや痛みが伝わり、こちらが心を圧迫されるような作品です。1人になって息継ぎも必要なんだよと背中を摩ってあげたい作品です。
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じんわりと心に響いてくる短編集
どのお話もすごく大きな事件があるわけではないのですが、読み終わると何か考えさせれる物語ばかりでした。
特に印象に残っているのが、架空の友達を作っている娘を描いた「セッちゃん」というお話なのですが、自分を守ろうとしつつ両親を安心させようとしている姿は中学生時代の自分を思い出して少し苦しくなりました。
正直気休めにしかならないラストシーンですが、親の愛情が感じられてなんだか少し泣きたくなったのを覚えています。
読みやすかった!
私はこの小説は直木賞をとったことを知ってから読み始めました。短編集なので、とても読みやすくて、私に合っていました。
父親目線の話なので、ストーリーはとても新鮮!父親の考え方は今まで考えたことがなかったけど、なんか読んでいくうちに色々考えさせられました!
重松清らしさの塊
重松清らしさが詰まった作品。
父親目線からさまざまな出来事がかかれ、いくつかの短編集となっている。これも身近な話題を取り上げているので読み進めやすいのが特徴である。
読みやすい長さで、お手軽に読めるところがまた良い。
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こんな女子がいたら。
強い主人公。男子にはとにかく負けづ嫌いです。いきなり学校でわたし、この学校の番長になる!というセリフは今でも覚えております。今はこんな強気で学校で過ごす女子はそういないんじゃないかと思いましたし男気あります。
報告読みやすさ
好きな本トップ5に入るぐらい大好きな本です。作者の重松さんの記憶が書かれており、日勤を読んでいる感覚になり非常に読みやすく面白おかしく、少しジーンとくる小説です。童心に戻りたい時、開きたくなる本です。
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青春時代に出会って欲しい
自分はすっかり大人になってから出会った作品です。もっと早く『きよしこ』に出逢いたかった。一緒についた傷を悔しがり、立ち向かい、共に泣いたと思う。大人だからこそもどかしく、応援し、背中を見守りたいとは思えたけど、やっぱり一緒に奮起したかったなと思います。
報告吃音を持って上手く話せない少年のストーリー
このお話の主人公は、生まれつき吃音を持った少年です。
言いたいことがあっても吃音が恥ずかしくて気にしてしまい、自分の殻に閉じこもってしまうのですが、少しずつ成長していくストーリーです。
これは作者自身の実体験と言われています。
吃音について
この作品に触れた時に重松さんの実体験かと思わせる場面がいくつも出てきましたのでこんな苦労があったのかと思いました。少年時代ですしそれに野球好きなことは伝わりまた相手とのコミュニケーションは私もそうですが苦手だと感じました。
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青春が詰め込まれてる。
私が初めて読んだ作品です。なによりまず短編集で読みやすいのが特徴的です。映画の方も見ました。阿部さんの演技は印象的でした。ここでお気に入りはハンカチという話でした。自分にも身に覚えがある話でもあり、今でも大切にしております。
上手く話せなくてもいい
吃音症の学校の先生のお話でどもってしまいながらも、生徒に実直に語りかけていく先生の描写に、重松先生から上手く話す事よりも大事な事があるのだと言ってもらえてるような気になっていました。コミュニケーション能力が重視される世の中ですが青い鳥のような先生がいたら子どもの心はもう少し健康な気もします。
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中学生の不安定な心がリアルに表現されている
この小説は私が重松清さんの小説を読むようになったきっかけでした。
主人公は中学生の男の子で、少年の繊細で不安定な上手く描写されています。
通り魔の事件のことやクラスメイトのこと、日常のささいなことから大きな事件まで、中学生にとっては毎日のあらゆる出来事に適応するのが精一杯。
そんな誰もが経験したであろうことが、この小説で思い出させてくれます。
予想外
誰もが味わう中学生時、いわゆる思春期の苦悩により起こされる意味不明な行動、それが、通り魔殺人事件だった。
誰もがありえないと思っていた矢先、その犯人はクラスメイトだった。
中学生の「キレる」感覚というものを爽快に描ききった一作品で不思議な感覚を味わえます。
少年犯罪を複数の視点で描いたミステリー的な面白さ。
連続通り魔殺人事件を加害者、被害者、第三者の視点で描いているところが面白い。ミステリーのように加害者の心理を解き明かしていく過程が非常に興味深く、引き込まれていく。最後にはエイジの考え方に共感させられて感動してしまいます。
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悲しいけれど優しい物語
避けられない死が間近に迫っている人とそのまわりの人たちがどうやってそれを受容して「その日」を迎えるのかという重いテーマを描きながらも、その悲しみの中に潜む優しさや想いが繋がる様を暖かいタッチで描写しているので不思議と読後感が柔らかく再び読みたいと感じました。
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思春期に読むべき本
中学生の頃に初めて重松清の本を読んではまった一冊です。主人公の年齢ともほぼ同じで、その頃感じていた不安感や大人への恐怖心が共感していました。話が進むにつれて主人公の人生が崩壊していくさまを読んで、恐怖心がありつつも読むのを止められませんでした。
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21位
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友だちとは?
友だちとは?を考えさせてくれる本であり、友だちが少ない私にとって希望と一つの答えを与えてくれものでした!重松さんは教育学部の出身ということもあってか、どの作品でも子どもたちの描き方が丁寧で、本作ではその魅力がぎっしりと詰まっていると思います!
わたさん
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