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萩尾 瞳さんの「恋愛映画ランキング」

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更新日: 2020/10/27
萩尾 瞳

映画評論家、ミュージカル評論家

萩尾 瞳

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まえがき

恋愛映画は好きなジャンルなので、選びたい作品がたくさんあり過ぎて迷いまくりました。
ただし、一位は「ローマの休日」一択です。あとは、日によって、時間によって、ぐるぐる変わっていってしまうのです。
そこで、どこをとっても文句なしの「絶対ラブ・ストーリー」とロマンティック・コメディのなかから1本ずつ選んでみました。

ランキング結果

1ローマの休日(1953年)

ローマの休日(1953年)

引用元: Amazon

制作年1953年
上映時間118分
監督ウィリアム・ワイラー
メインキャストグレゴリー・ペック(ジョー・ブラッドレー)、オードリー・ヘプバーン(アン王女、アーニャ・スミス)、エディ・アルバート(アービング・ラドビッチ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

妖精オードリーの魅力がいっぱい

製作から半世紀を超えても、まだみずみずしさを失わない素敵なラブ・ロマンスです。永遠の妖精オードリー・ヘップバーンの主役デビュー作でもあって、彼女の魅力が全編にあふれています。
小国の王女アン(オードリー)がおしのびでローマの街に出かけ、新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)と出逢う、という格差恋の物語。
コミカルなシーンもあれば、とびきりロマンティックなシーンもあって、何度見ても見飽きません。
ローマの街並み、オードリーのファッションなど、見どころも満載です。

2タイタニック(1997年)

タイタニック(1997年)

引用元: Amazon

制作年1997年
上映時間194分
監督ジェームズ・キャメロン
メインキャストレオナルド・ディカプリオ(ジャック・ドーソン)、ケイト・ウィンスレット(ローズ・デウィット・ブケイター)、ビリー・ゼイン(キャルドン・ホックリー)、キャシー・ベイツ(マーガレット・”モリー”・ブラウン)、フランシス・フィッシャー(ルース・デウィット・ブケイター)ほか
主題歌・挿入歌My Heart Will Go On / セリーヌ・ディオン
公式サイト-
動画配信サービスU-NEXT:配信中
Amazon Prime Video:配信中
Netflix:なし
Hulu:なし

最強のラブ・ストーリー

おそらく誰もが涙するはずの、最強ラブ・ストーリーだと思います。ジェームズ・ホーナーの主題曲を聞くと自動的に涙腺スイッチがオンになってしまう、という人も多いのではないでしょうか。
タイタニック号とともに海に消えた恋。それを回想で見せる構成が余韻を生んでいるのも、本当にうまいなあ感心します。
主演レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが、共にまだ初々しさを残してとびきり美しいのも眼福です。

3ラブ・アクチュアリー

ラブ・アクチュアリー

引用元: Amazon

制作年2003年
上映時間136分
監督リチャード・カーティス
メインキャストヒュー・グラント(デイヴィッド)、アラン・リックマン(ハリー)、エマ・トンプソン(カレン)、コリン・ファース(ジェイミー)、リーアム・ニーソン(ダニエル)ほか
主題歌・挿入歌The Trouble With Love Is / ケリー・クラークソン
公式サイト-

幸せ気分あふれる群像ロマ・コメ

クリスマス・シーズンのロンドンを背景に、19人もの恋模様が交錯して展開、それぞれにハッピーなラストを迎える素敵なロマンティック・コメディ。いつ見ても幸せな気分になれる映画です。
英国映画界を代表するスターぞろいの豪華キャストも見ものです。見る人、見る時期によってごひいきのキャラが違ってくるのも、また楽しい。クリスマスが近づくと見たくなります。

4ある日どこかで

ある日どこかで

引用元: Amazon

制作年1980年
上映時間103分
監督ヤノット・シュワルツ
メインキャストクリストファー・リーヴ(リチャード・コリアー)、ジェーン・シーモア(エリーズ・マッケナ)、クリストファー・プラマー(ウィリアム・F・ロビンソン)、テレサ・ライト(ローラ・ロバーツ)、スーザン・フレンチ(晩年のマッケナ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

切なく美しいラブ・ファンタジー

4位というより「番外」としたい作品です。ちょっと順位の付けようがないけれど、恋愛映画ファンなら一度は見てほしいカルト的名作なのです。
時間を超えるラブ・ストーリーはいくつもあるけれど、これもまた、そう。ネタバレになるので、これ以上言えないのがもどかしいのですが、
恋の奇跡を描く切なく美しい作品です。映像も音楽も美しいので、未見の方が是非。クリストファー・リーブとジェーン・シーモアの主演です。

あとがき

恋愛映画のなかでもいちばんの好物は、実はロマンティック・コメディなのです、私。
だのに、ロマコメ黄金期、つまり80~90年代のロマコメは1本も入れてません。それは、同列に好きな作品が多くて逆に選べなかったからなのです。
メグ・ライアンの『恋人たちの予感』(1989)や、彼女とトム・ハンクスの『めぐり逢えたら』(1993)などなど、キュートな作品がいっぱいあり過ぎなのですよね。

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