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ランキング結果
本にまつわる物語をまとめた短編集
自分で売って手放した本と旅先で幾度と出会ってしまう「旅する本」、少女が病気のおばあちゃんからお願いされてある本を探す 「さがしもの」など、本にまつわる物語をまとめた短編集。この本を読み終えた時、読み始めの時より本というものが好きになりました。ふっとした時に読みたくなります。
3位森に眠る魚
引用元: Amazon
『森に眠る魚』(もりにねむるさかな)は、角田光代による日本の小説。 『小説推理』(双葉社)にて、2007年11月号から2008年10月号まで連載されていた。 1999年に起きた、「お受験殺人」とも呼ばれた文京区幼女殺人事件をモチーフにしているが、本作では事件そのものではなく、閉じられた女性同士のサークル内のいがみあいに焦点を当てることで、事件に至るまでの彼女たちの感情(怒り、嫉妬、憎悪、不安、絶望、疑心など)があぶり出されていく。
女性なら共感できる作品です
女同士の複雑な牽制などできれば目の当たりにしたくない部分を作品にしています。誰しもが持つ闇の部分。見たくない部分なのに、読み進めてしまうのは、角田光代マジックです。5人のどの女性の視点に立つかによって、感想が変わると思います。リピートして読んで欲しい作品です。
4位紙の月(小説)
引用元: Amazon
『紙の月』(かみのつき)は、角田光代による日本のサスペンス小説。 学芸通信社の配信により『静岡新聞』2007年9月から2008年4月まで連載され、『河北新報』『函館新聞』『大分合同新聞』など地方紙に順次連載された。
追いつめられて行く主人公をどう見るかがポイント
好き嫌いが分かれる作品ですが、あえてランキングにいれてみました。真面目な仕事ぶりを評価されていた梨花だったが些細なことで会社のお金に手を出し、挙句には歳下の男性に恋をして貢ぎ、始めてしまいます。総額一億にものぼる横領を繰り返す梨花に読んでいてまるで自分が追いつめられて行く感じがします。映画化もされている作品なので映画と比べてみるのもいいかもしれません。
5位キッドナップ・ツアー
引用元: Amazon
『キッドナップ・ツアー』は角田光代による児童文学小説。「理論社の人気作家YA文学セット」シリーズとして1998年11月に刊行された。第46回(1999年)産経児童出版文化賞フジテレビ賞および第22回(2000年)路傍の石文学賞受賞作品。2003年7月に新潮文庫より文庫化されている。
夏休みにこそ読んで欲しい
夏休みの初日、小学5年生のハルはユウカイされてしまいました。ユウカイ犯は、2ヵ月前に家を出て行ったハルのお父さん。ドキドキしながらページをめくってしまうほどハルに感情移入してしまいます。自分にとって父とは、家族とは?そんなことを考えながら読んでしまいました。夏休みに読んで欲しい作品です、ら
映画化もされた代表作品!
角田光代さん、と言ったら映画化もされたこの作品を思い浮かべるのでは、ないのでしょうか。
主人公が、想いを寄せていた男と別の女との間に出来た赤ちゃんをほんの出来心から誘拐してしまいます。
警察の追跡をかいくぐって逃げます。映画では永作博美さんが演じていて、まさに希和子そのものでした。
ページをめくるたびに次はどうなるんだろうって思って読んでいました。とにかく泣けます。