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八日目の蝉(小説)に関するランキングと感想・レビュー

八日目の蝉(小説)

引用元: Amazon

最高評価

83.7

(10人の評価)

角田光代の書籍ランキング」で最も高い評価を得ています。

八日目の蝉(小説)の詳細情報

参考価格1,440円(税込)

『八日目の蟬』(ようかめのせみ)は、角田光代による日本の小説。読売新聞夕刊にて2005年(平成17年)11月21日から2006年(平成18年)7月24日まで連載、中央公論新社より2007年(平成19年)3月25日に刊行された。「母性」をテーマに、不倫相手の女児を誘拐した女性の逃亡劇と誘拐された少女の成長後を描く。第2回中央公論文芸賞受賞作。 (引用元: Wikipedia)

八日目の蝉(小説)がランクインしているランキング

感想・レビュー

全 7 件を表示

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

逃げ続けた偽親子

不倫相手の子供を誘拐した犯人と、彼女を母親と信じている少女との間で芽生えていく疑似親子の関係をテーマにした逃走劇です。怪しげな宗教団体の施設から瀬戸内海の豊かな自然に浮かぶ小豆島まで、ふたりが行く先々で出会う人たちと風景が胸に焼き付きます。

映画館巡り

映画館巡りさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

映画化もされた代表作品!

角田光代さん、と言ったら映画化もされたこの作品を思い浮かべるのでは、ないのでしょうか。
主人公が、想いを寄せていた男と別の女との間に出来た赤ちゃんをほんの出来心から誘拐してしまいます。
警察の追跡をかいくぐって逃げます。映画では永作博美さんが演じていて、まさに希和子そのものでした。
ページをめくるたびに次はどうなるんだろうって思って読んでいました。とにかく泣けます。

kabo

kaboさん(女性)

1位(100点)の評価

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

母と子供の愛のはなし。

最初から最後までハラハラとドキドキが止まらない、スリリングで、角田さん独特の毒を含む世界観がとっても魅力的な作品です。角田光代の作品デビューにぴったりな1冊だと思います。終盤は涙が止まらなくなります。

おむれつ

おむれつさん(女性・20代)

1位(100点)の評価

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

虚しい母子愛

ある女性が不倫相手の、女の子の赤ちゃんを誘拐します。女性とは怖いもので、世話をしているうちに血も繋がっていないのに強い母性本能を感じるようになります。いずれ引き離されことになる偽の母娘の行方は‥。感涙必至の作品です。

ヴァン

ヴァンさん(女性・50代)

1位(100点)の評価

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

映画化した秀逸なストーリー

角田作品の中では展開がはっきりとしていて、映画化をしていても最初から最後まで観る人を飽きさせないそのストーリーは秀逸でした。誘拐という犯罪がテーマであるにも関わらず、すべての登場人物に同情してしまうような錯覚に陥ります。

ミシカ

ミシカさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

究極の親子愛

難しいテーマを見事に描き切った問題作。簡単じゃなく、全てを擁護できないながら非常に大きな親子愛には心動かされます。ラストシーンのクリームソーダの描写が印象的。

mipe

mipeさん(女性・20代)

2位(95点)の評価

角田光代の書籍ランキングでの感想・レビュー

逃げて逃げて逃げる。小豆島に行ってみたくなりました。

「憎むことは私を楽にはしたが、狭く窮屈な場所に閉じ込めた。憎めば憎むほど、その場所は私を圧迫した。」本当にその通り。

usa

usaさん(女性・40代)

2位(95点)の評価

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