みんなのランキング

ビッグジョンさんの「出崎統監督のアニメランキング」

2 0
更新日: 2021/09/24

ビッグジョン

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1あしたのジョー2

あしたのジョー2

引用元: Amazon

話数全47話
制作会社東京ムービー新社
演出出崎統
メインキャストあおい輝彦矢吹丈)、藤岡重慶(丹下段平)、田中エミ(白木葉子)、森脇恵(林紀子)、だるま二郎(西寛一)、仲村秀生(力石徹)ほか
公式サイトhttp://www.tms-e.co.jp/search/introduction.php?pdt_no=16
放送時期1980年

モアトリアムからの卒業

宮崎駿評は「死臭がする」だった本作ですが、放送された80年は連載終了をしてから7年後、メインの読者層が30歳前後時だった訳で、矢吹丈という存在を彼らのモアトリアムと捉えると死臭がするという言葉に繋がるんじゃないかなと。象徴的なのは最終戦の観戦に少年院時代の仲間たちが集まって「勤め先を本雇にになった」「町工場で働いてる」と現実の生活の話をしている中で、ジョーのことを「かつての突っ走って(ることのできてい)た頃の自分を思い出す」と語っていたシーン。つまり彼らにとっては同窓生(?)という以上にモアトリアム、地に足がつかなくてももがいていた時期の象徴なのでしょう。この傾向はマンモス西、ノリちゃん、ウルフ金串など同世代キャラにも顕著です。描写への目配せは丁重かつ熱心でジョーのように飛び込めずに厳しい現実に向き合う彼らの心情を演出越しに描いているのは出崎統と言う監督の真骨頂かと思います。

1冒険者たち ガンバと7匹のなかま

冒険者たち ガンバと7匹のなかま

引用元: Amazon

制作年1984年
上映時間93分
監督出崎統
メインキャスト野沢雅子ガンバ)、水城蘭子(ボーボ)、内海賢二(ヨイショ)、富山敬(ガクシャ)、堀絢子(イカサマ)、島田彰(シジン)、大塚周夫(ノロイ)ほか
主題歌・挿入歌-
制作会社東京ムービー新社
公式サイトhttp://www.tms-e.com/library/tokushu/ganba/index.html

3ゴルゴ13 劇場版

ゴルゴ13 劇場版

引用元: Amazon

制作年1983年
上映時間93分
監督出崎統
メインキャスト瑳川哲朗(ゴルゴ13)、納谷悟朗(レオナルド・ドーソン)、藤田淑子(シンディ)、富田耕生(ボブ・ブレイガン中佐)、小林清志(T・ジェファーソン将軍)、武藤礼子(ローラ)、富山敬(ロバート・ドーソン)ほか
主題歌・挿入歌プレイ・フォー・ユー / シンディ・ウッド
制作会社東京ムービー新社、フィルムリンク
公式サイト-

よく観るとホラー映画

3DCGを初めて取り入れたことが語られる作品ですが、OPの部分しか印象には残ってないかな。出崎さんはゴルゴというキャラがよく解らなかったと語っていたそうで、感情移入先は狙われる側。退けたかと思ったら何度も舞い戻るゴルゴの姿は、どう見てもジェイソン的なそれ。脚本は『弟切草』『キカイダー』などで知られる長坂秀佳先生ですが、長坂臭はほとんどしなかったです。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる

エンタメの新着記事

おすすめのランキング

あわせて読みたいランキング