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白乙一と呼ばれる純愛に涙
はじめは、主人公に訪れる不思議な現象を、胸ときめかせながら読み進めていました。そして最後は、これぞ白乙一作品!!と言うべき涙涙のエンディングへ。
乙一さんの凄いところは、奇想天外なストーリーを思いつくところもそうなんですが、それを圧倒的な文章構成力でグイグイ読者を物語に引き込んでいくところです。
きみにしか聞こえない。も、ありえない話!とならずに、読後、切ないながらもこんな恋がしてみたい…と必ず思えるところが大好きです。
3位ZOO 1
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引用元: Amazon
『ZOO』(ズー)は、乙一の2002年の短編小説。また、それを表題とする短編集。集英社から単行本(ISBN 4087745341)、文庫(ZOO1、ZOO2)がそれぞれ刊行されている。 2005年には「カザリとヨーコ」「SEVEN ROOMS」「SO-far そ・ふぁー」「陽だまりの詩」「ZOO」の五編が映画化された。
いろんな味が詰まった飴のBOXみたいな短編集
Zooは、怖い、グロい、悲しい、面白い、色んな感情が次々味わえる短編集です。
私は特に「SEVEN ROOMS」「SO-far そ・ふぁー」が衝撃を受けました。もう初めて読んでから何年も経つのに、いまだに時々思い出します。自分だったらどうしよう、どうしただろうって。
読んだことない人、絶対刺さる作品が見つかると思うので(トラウマになるかも知れませんが…)ぜひ読んでほしいです!
優しく悲しく、そして怖ろしさがたまりません
文庫の表紙がまず好きです。少女と青年の美しく哀しい話。それだけ書くと何だか陳腐なストーリーに思いますが、ぜひ読んでほしい。
ちょっと怖いけど、一条ゆかりとかの大人っぽい少女漫画が好きな人には特にお薦めです!
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圧倒的に好き。
これは私の物語なのか?と初めて読んだときに衝撃を受けた作品です。
主人公は、自分の内面にある、猟奇事件に惹かれる異常性や、他人への極めて冷静な考え方などを完璧に内に閉じ込めて、普通の人、の皮をかぶっているところに強く惹かれました。笑ってるのに、中身は1ミリも笑ってない。彼が心底笑みを浮かべるのは、猟奇事件に関わった時だけ。だけど決して悪人なわけではないんです。
綺麗で、優しいものだけに惹かれるのが人間じゃないよねと、内心尖っていた10代だった私をとても癒やしてくれた作品です。