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夏と花火と私の死体に関するランキングと感想・レビュー

夏と花火と私の死体

引用元: Amazon

最高評価

80.5

(12人の評価)

乙一の書籍ランキング」で最も高い評価を得ています。

夏と花火と私の死体の詳細情報

参考価格594円(税込)

『夏と花火と私の死体』(なつとはなびとわたしのしたい)は、乙一のホラー小説。ジャンプ ジェイ ブックスから刊行、イラストは幡地英明。後に集英社文庫。本作は、乙一のデビュー作。執筆当時、作者は久留米工業高等専門学校に在籍し、16歳であった。作品の世界観に地元福岡の風景を用いたが「昭和の風景がよく書かれている。」と評価された。第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞(集英社)を受賞。文庫本の小説には『優子』も収録されている。 (引用元: Wikipedia)

感想・レビュー

全 6 件を表示

乙一の書籍ランキングでの感想・レビュー

やはり死体視点の一人称小説という特異さ

未成年でのデビュー作でありながら死体視点の1人称と言う特異さを全編に導入した不思議な小説で、かつしっかりとサスペンス的な緊張感を持っていて抜群に面白いです。
子供ならではの邪悪さと言うものもしっかりと書いていて好印象。デビュー作にして最高傑作だと思います!
主人公、というか神の視点(死体の視点?)である少女も好きですが、少女を殺してしまった兄弟の関係性や薄気味悪さ、行動力、それらに対する一人称からのツッコミめいた語りがいまでも忘れられません。

Z1

Z1さん(男性)

1位(100点)の評価

最後に驚くほどゾッとする

題名から推測しても、ホラーなのはわかりやすい。予想通り、読み初めから怖さはずっとある。主人公が死んでいて、その死体になった主人公の目線からストーリーが展開していきます。この違和感と恐怖感がクセになり読み進めさせます。最後のオチは後味が良すぎるほどゾッとする。怖いのに、何故か気持ちがいい。しばらく余韻が残って、怖いはずのあの世界観から離れられなくなります。誰かに話したくなる、共有したくなるホラー小説です。

かりんとう

かりんとうさん(女性)

1位(100点)の評価

乙一の書籍ランキングでの感想・レビュー

斬新なホラーだった

中学生の時にホラー小説に興味を持ってみたのがこの作品でした。
これを16歳で初めて書いたということと、独特な世界観や語り口調がすごく印象に残った。

jun

junさん(女性)

1位(100点)の評価

乙一の書籍ランキングでの感想・レビュー

デビュー作とは思えない完成度の高さがすごい!

初めて読んだ乙一作品がこれだったので、いまでも強く印象に残ってます。
軽快な語り手の口調と裏腹のダークな世界がすごいデビュー作です!

ぽちゃこ

ぽちゃこさん(女性)

5位(75点)の評価

乙一の書籍ランキングでの感想・レビュー

怖いだけじゃないホラー

乙一といえばという作品。一人称が死体っていうのが面白い設定で、どんどん読み進められます。
何より構成が素晴らしく、ラストも満足できる作品だと思います!

石楠花

石楠花さん(女性・40代)

1位(100点)の評価

ホラー小説ランキングでの感想・レビュー

怖さだけではない新感覚ホラー

この作品は、乙一さんのデビュー作となった作品です。死んだ少女の目線で語られるという、斬新な切り口で、著者のセンスの良さが感じられます。怖さ以外にも、驚きの展開があったりなど、まさに新感覚で、たくさんの人に勧めたい作品です。

パピコ

パピコさん(男性・30代)

3位(70点)の評価

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