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眠り猫(=^ェ^=)さんの「レイフ・ファインズ出演映画ランキング」

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更新日: 2022/04/24

眠り猫(=^ェ^=)

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ランキング結果

繊細そうな外見がインテリの弱い内面を魅せてくれる

実話が題材になっているので、かなり衝撃的だった。アメリカのエンターテイメントの裏側を見せられ、悲しく空しくなった。
レイフ・ファインズはとっても綺麗な金髪碧眼なので、繊細な役を演じると、大丈夫かと心配になるくらい、さらにもろく見える。
この映画で演じたインテリ大学教授もそうだ。最初は清廉潔白なお坊ちゃんだったのに、思わぬヤラセから逃れられなくなる。次第に調子にのりながらも、だんだん汚れていく自分への罪悪感にさいなまれる。
その葛藤を、こちらが同情したくなるくらい繊細に演じている。
文学作品、歴史物、時代物、恋愛物、芸術物、そういう作品によく出演しているけど、このヒューマンドラマでの彼には、特にリアリティーを感じて、私は好きだ。
ちなみに、レイフ・ファインズが出なければ、わざわざ映画館には観に行かなかったと思う。
ロバート・レッドフォード、監督としてなかなかやるな、と思い直した作品だった。

1シンドラーのリスト

シンドラーのリスト

引用元: Amazon

制作年1993年
上映時間195分
監督スティーブン・スピルバーグ
メインキャストリーアム・ニーソン(オスカー・シンドラー)、ベン・キングズレー(イザック・シュターン)、レイフ・ファインズ(アーモン・ゲート)、キャロライン・グッドール(エミリエ・シンドラー)、ジョナサン・セガール(ポルデク・ペファーベルグ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
動画配信サービスU-NEXT:配信中
Amazon Prime Video:配信中
Netflix:配信中
Hulu:なし

心底イヤな奴になりきれる

レイフ・ファインズは大好きなので、この映画をほめるのは勇気が要る。だってこんな極悪非道な人間、見たことないもの。
このナチの将校の役づくりのために、10キロも太ったらしい。
人を人と思わず、命を命と思わず、ただひたすら冷酷で残忍な将校を演じきり、あまりの演技のうまさに嫌いになりそうになった。
主人公のリーアム・ニーソンに対して、完璧な悪人なので、嫌悪感を抱いた人は多いと思う。
「赦す」ことも大事だと諭され、鏡を見ながら「赦そう」というセリフを吐きながらうっとりするシーンは、ナルシストで忘れられない。
ホロコーストは、あまりに悲劇的な歴史なので、決して忘れてはいけないし、それを映画化したスピルバーグは偉大だと思う。
でも、ここまで憎まれ役を完璧に演じたレイフ・ファインズがいなければ、この映画はアカデミー賞を獲れたかしら。

愛と憎悪に憑かれた主人公が適役すぎた

大好きなレイフ・ファインズの初めて観た作品。
とってもハンサムだし、ロイヤルシェイクスピアカンパニーで培われた演技力は、何を演じても抜群。
この作品は、激しい愛と憎悪の物語で、決して優しいラブストーリーではない。その孤独に満ちたキャラクター、ヒースクリフを、原作から飛び出てきたみたいに演じていた。圧倒的な存在感と哀しげな瞳、抜群の演技力。それから愛手役のジュリエット・ビノシュとの化学反応効果かな。
忘れられないシーンは、キャシーに先立たれたヒースクリフが、悲しみのあまり、荒野で激しく叫ぶところ。決して美しいセリフではないのに、呪いの言葉なのに、燃えるような愛と彼女を失った虚無感が伝わってきて泣けてきた。
孤独な魂が呼応し合う。そんなことが本当にあるんだと思わされた映画だった。
何度観ても泣けてくるし感動する。

1愛を読むひと

愛を読むひと

引用元: Amazon

制作年2008年
上映時間124分
監督スティーブン・ダルドリー
メインキャストケイト・ウィンスレット(ハンナ・シュミッツ)、レイフ・ファインズ(ミヒャエル・ベルク)、ダフィット・クロス(マイケル)、ブルーノ・ガンツ(ロール教授)、レナ・オリン(ローゼ・マーター/イラーナ・マーター)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

年上女性との恋は、悲しい歴史の中に…

「シンドラーのリスト」で、極悪非道なナチの将校を演じたレイフ・ファインズが、この作品で、ナチを嫌悪することになる弁護士役を演じたのは興味深い。
主人公の青年の大人時代なので、それほど出演シーンは多くないけれど、とてもよかった。
若い頃愛した女性を、大切に想いつつも赦しきれない正義感との葛藤で、微妙な行動しかとれずに、悲しい悲しい結末になってしまう。
二つの感情の間で揺れ動く繊細な役を、見事に演じていた。
感情的にならずおさえた演技が、よりこの映画の悲しいトーンを作っていたような気がする。
それと同じくらい、ケイト・ウィンスレットの演技がよかった。
「タイタニック」の若手女優が、こんな演技派に育つとは思わなかった。
決して人には言えない過去と、自分の秘密を抱えながらも、主人公との恋に生きたわずかな時期が、彼女の人生でいちばん幸せだったのだろう、と泣かせてくれた。

ただのメロドラマにはさせない格調の高さ

正直重い。大好きなレイフ・ファインズが出演しているから観に行ったけれど、戦火の中で恋人を失い、自らも重体。何度も観たい映画ではない。
でも、クリスティン・スコット・トーマスとの哀しくも美しい恋愛シーン。彼女を助けたい一心でひたすら助けを呼びにいく純真さ。そして包容力のある看護士ジュリエット・ビノシュ(「嵐が丘」以来の共演)。彼女に語り聞かせる静かな恋愛物語と、彼女の恋を見つめる優しさ。
すべてが大人の上質な物語になっている。
ともすれば、ただのメロドラマになりそうなストーリーなのに、彼の演技と、クリスティン・スコット・トーマスの美しさ、そして愛らしいジュリエット・ビノシュのおかげで、格調高い作品になった気がする。
この作品は音楽も素晴らしくて、サントラを買ってしまった。
重いけれど、美しい恋愛作品だと思う。

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