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2位万引き家族
あの涙にやられた
もはや、説明はいらないかと思いますが…。
あの年のカンヌ国際映画祭の審査員をしていたケイト・ブランシェットが、是枝監督にジェスチャーで付きで絶賛したと言う、終盤の信代の涙のシーン。
号泣するわけでも、同情を引こうと女々しく泣くわけでもなく、すべてを悟ったように、すっと零れ落ちたあの涙。世界も泣いたはずです。
私の中では、カンヌのパルム・ドールだけでなく、女優賞も安藤さんでした!
3位百円の恋
身体的にも精神的にも
心も体も堕落しきった主人公一子が、変わっていくさまが一目瞭然で、驚かされました。
序盤で見せていたぶよぶよの腹回りが、ボクサーの体に仕上がるわけですから…。1キロさえも痩せられない私には、理解しがたいほどの変貌でした。
当時はササミばかり食べていたと、ご本人が仰っていました。演技力という点では、安藤さんの代表作かもしれませんね。
ここまで嫌な役でよいのだろうか
主人公ユーコや彼女の家族までもを翻弄していく、新興宗教の女・コイケ。
不気味でしたたかなヒール役のコイケを、当時はまだ20代前半ながら、じっとりとねっとりと演じ切った安藤さん。配役通り女子高生にも見えるけど、三十路以上の女の迫力みたいなものも感じました。
安藤さんの才能は、このころから抜群ですね。
5位スイートリトルライズ(映画)
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引用元: Amazon
2010年3月13日公開。中谷美紀と大森南朋のW主演により映画化。キャッチコピーは「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに。」。
ほんの一瞬なのに
文章にするとちょっとややこしいですが安藤さんは、主人公瑠璃子の不倫相手の春夫の、まだ別れていない恋人の役です。
今では考えられないですが、出演時間は僅かでヒール役。それにも関わらずものすごい存在感を残していました。踏切で瑠璃子を睨むシーンでは、ほんの数秒なのに、“元カノ”感が満載で、とってもいや~な感じを醸し出していました。
今作で安藤さんを知った私は、すごく嫌な雰囲気の女優もいるもんだとの印象を受けたのですが、次に鑑賞した彼女の出演作でその感情が払拭されたのは言うまでもありません。
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もどかしさを体現
帰国事業で北朝鮮へ渡った兄ソンホを慕う、コリアン2世の妹リエの役です。
普通では考えられない北朝鮮の“常識”に、必死に抗うリエを演じた安藤さん。その演技に言葉を失うほど見惚れました。
共演した井浦さんも素晴らしくて、諦めて帰国しようとするソンホと力づくで車を止めようとするリエとのシーンは、もどかしさが痛いほど伝わってきて、涙が溢れました。