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万引き家族の評価・感想!面白い?つまらない?

万引き家族

公式動画: Youtube

最高評価

89.4

(15人の評価)

安藤サクラ出演映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

万引き家族の詳細情報

制作年2018年
上映時間120分
監督是枝裕和
脚本是枝裕和
メインキャストリリー・フランキー(柴田治)、安藤サクラ(柴田治)、松岡茉優(柴田亜紀)、樹木希林(柴田初枝)ほか
制作石原隆、依田巽、中江康人
製作総指揮是枝裕和
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttps://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
参考価格3,000円(税込)

『万引き家族』(まんびきかぞく、英題:Shoplifters)は、2018年6月8日公開の日本映画。是枝裕和監督。 親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の実際にあった事件をもとに、是枝が家族や社会について構想10年近くをかけて考え作り上げた。(引用元: Wikipedia)

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面白い邦画ランキングでの感想・評価

胸に広がる切なさと優しさ

これも、また絆の物語です。基本的に、優しさや絆を描いた作品が好きなのです。東京の下町に暮らすその一家は、祖母の年金を頼りに誰も働かないで暮らしています。真っ当に働かないどころか、万引きなどの小悪事に子供まで駆り出すロクでなし一家。のはずなのですが、どこか憎めないし、とにかく温かい。

実はこの家族、血は繋がっていない、いわば疑似家族なのですが、実の家族以上に優しい絆で結ばれているという点が、ちょっと象徴的で胸にしみます。つまり、家族だから温かいのではなく、温かいから家族なのだというヒューマンな視点が素敵なのです。

社会の片隅に追いやられた人々への、是枝裕和監督の視線が限りなく優しい。その優しさがあふれ出て来るような、しかもリアルな映像がまた素晴らしいのです。

萩尾 瞳

映画評論家、ミュージカル評論家

萩尾 瞳さん (女性)

2位(90点)の評価

世界も認めた名演技

カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、文字どおり世界の頂点になった映画のひとつ。その中でも埋もれることなく、演技を光らせることができるのは秀才の証。このような匂いや息つかいまで伝わるような生活臭のある作品の中でも、とくに変な眩しさを出さずに溶け込めるというのはとても凄いことだと思います。他の役者とのアンサンブルも抜群に素晴らしいです。

シネマンドレイク

映画ブログ『シネマンドレイク』管理人

シネマンドレイクさん

3位(90点)の評価

演技力が凄すぎる

とにかく出演されている皆さんの演技が凄すぎます。その中でも私が思う一番難しい役どころの亜紀を演じられており、だれに対しても優しく、一番主観的なのかなと思いきや、家族に対して客観的に見ている演技は鳥肌が立ちました。作品を通して血縁とは家族とはを問われる中で、彼女が異質の存在としていることで、作品が成り立っていると思い、一位に選びました。

ちょし

ちょしさん(男性・30代)

1位(100点)の評価

はまり役

演じている役どころが、ハマり役すぎてとても自然でした。血の繋がりはないのに、それ以上の深い関係性を感じさせる演技力はさすがです。ただの優しいおばあちゃんではなく、特殊な関係で、ずるさも持ち合わせて、それでいていものすごく人間味を感じる。あのような役を演じられる方はなかなかいないと思います。

ノム

ノムさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

不思議な家族のかたち

是枝裕和監督の『万引き家族』。
万引きで生計を立てる一家にスポットを当てた、話題のヒューマンドラマです。
育児放棄、虐待など、現代の社会問題も網羅されていて、非常に見ごたえがありました。
家族において大事なことは、血なのか過ごした時間の濃さなのか……心に響く内容です。おすすめ!

ギャル志望

まつ育中

ギャル志望さん(女性・20代)

3位(89点)の評価

泣いた

いろんな家族の形があるな〜と思わされたし、本当の家族ってなんだろうってめちゃくちゃ考えさせられた。日本の社会問題を陰で表現している感じ。あたし的に是枝監督の作品は、色々と考えさせらることが多い気がする。キャストの演技が圧倒的すぎて、引き込まれるね!全員、存在感はんぱなかった。笑

みっちー

みっちーさん(女性・30代)

1位(100点)の評価

社会の闇

現代の日本では考えられないと思ってしまった自分は裕福なんだなと安堵と反省が押し寄せた。
生活スタイルや、日々の細かい会話のやり取りや雰囲気がすべてリアルで本当になんというか、辛かった。

しかも、おばあちゃん。亜紀との関係性というか、なんかやばかった。(見ればわかる)

健太

健太さん(男性)

1位(100点)の評価

ノンフィクション

カンヌ国際映画祭で最高賞をとったことでも注目を集めた、日本の傑作映画。
親の死亡届けを出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の事件という実話から着想を得て、10年近く構想が練られたとのこと。メガホンを握ったのは、「幻の光」や「ワンダフルライフ」、「そして父になる」、「海街diary」などで知られる、是枝裕和監督。

俳優陣の演技力もさることながら、それだけでは語れない独特の世界観から目が離せません。

みよりん

みよりんさん(女性)

1位(100点)の評価

家族の意味

オンボロの平屋に治・信代の夫婦、息子、信代の妹、そして樹木希林演じる祖母・初枝の5人で「家族」の物語。家族は、初枝の年金と「万引き」で生計を建てている。一見、貧しくて不幸な家族かと思いきや、家の中は笑いが絶えずみんなが幸せに暮らしていたのだが…

偽り(?)の家族の祖母を演じる樹木希林。リアルな演技に圧倒された。自然な演技で本当にいそうなおばあさん。優しさと悲しさと虚しさと…様々な感情が重なっているように見える演技は樹木希林以外に演じることはできないだろう。有名な入れ歯を外すシーンは、「ヌードより恥ずかしい」と語っていた樹木希林。なんだか人間味溢れるエピソードで、深い深い、魅力を感じる。

作品もとてもおもしろく、非常に考えさせられる「家族」「社会」がテーマ。血の繋がっているだけで家族といえるのか?否、家族とは……
観た人がそれぞれの答えを持つであろう「万引き家族」。
映画としても、樹木希林出演作品としても絶対に見てほしい。

玉川男爵

玉川男爵さん(男性・30代)

1位(100点)の評価

異端な環境で光る等身大の演技

「万引き家族」という映画をご存知の方も多いのではないでしょうか。
是枝裕之監督の作品で安藤さくらさんが主演、エランドール賞を受賞したことで多くの話題を呼びました。
愛情とは何か、それを強く訴えかけたこの作品の中で、安藤さんや樹木希林さん、リリーフランキーさんなど怪演光る俳優人と同居する女子高生役という難しい設定ですが、役の立場や年齢などを等身大に演じきり、素晴らしい演技を見せていただきました。
個人的に作品自体も好きなので、一位とさせていただきました。

いとう

いとうさん(男性・30代)

1位(100点)の評価

鬱映画ランキングでの感想・評価

現実は甘くない

虐待されていた女の子が、仕事の収入だけでは足りず万引きをしながら暮らす極貧家族の中で、徐々に心を開いていくストーリーはとても暖かいものでした。しかしそんな生活は続かず、ラストで本当の親のもとに帰されてしまう。現実の厳しさを突きつけられます。

アドラー

アドラーさん(女性・20代)

3位(70点)の評価

カンヌ国際映画祭受賞作品

カンヌ国際映画祭で賞を受賞した作品で、家族で万引きをするという衝撃的なシーンから始まりました。今までの日本でしたら考えられない様な生活であると思いますが所得格差がある現在の日本社会ではこの様な生活をしている家族が出ても不思議ではないと思いました。

osyk

osykさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

演じるというより憑依している。安藤サクラのすごみを知った。

日本アカデミー賞、カンヌ映画際など、国内外の映画賞を受賞したこの作品。是枝裕和監督が長期に渡って構想を練ったとインタビュー記事で読みました。構想を形にするとき、俳優の力が必要になりますが、安藤サクラさんは演じているというより役の『信代』が憑依してました。観たことが無ければ、観て損はありません。

kanahika

kanahikaさん(男性・40代)

2位(90点)の評価

こんなスゴイ泣きの演技見たことがない!

社会の歪な部分を描く是枝裕和監督の作品としての完成度がとにかく素晴らしいです。それを成立させる上で絶対に無視できないのが終盤の安藤サクラの泣きっぷり。自分の意思と反してとめどなく流れる涙、その人物の生き様を見せつけるかのようで引きつけられました。衝撃的でいまだに忘れられません。

ミケル

ミケルさん(女性・30代)

1位(100点)の評価

切ない、、

安藤サクラさんは子供が出来なかったけど、拾ってきた子供たちに無償の愛を捧げる母親の役でした。
安藤さん演じるお母さんが子供達を愛おしそうに見つめる表情が優しくて泣いてしまいそうになります。
血の繋がりとか関係ない、本当の母親の役を演じていました。
万引きという物騒な言葉を使っているので物議を醸しましたが、とても優しくて切ない家族の話です。

しゃる

しゃるさん(女性・30代)

1位(100点)の評価

考えさせられる

この映画で感じたことはやはり是枝作品で常に考えさせられる家族とは何なのかということです。さらにそこにある幸せとは何なのかということです。自分自身の家庭環境とダブらせる、または対比させる、そのような見方をする人が多いのではないかと思います。この映画を観て今後自分は家庭とどのように向き合っていくのかや、どのような家庭を作っていきたいのかなどとても様々なことを考えさせられました。

おかず

おかずさん(男性・20代)

4位(85点)の評価

ユニークすぎる設定に衝撃を受けた

万引きを生業として生きている家族を描いています。法律って一体なんなんだろう?家族を縛っているものって、なんなんだ?この作品を観た後は、様々な疑問が浮かんでくるはずです。出演者
の演技も素晴らしく、要所要所でその表情や仕草にどきっとさせられます。

まこ

まこさん(女性・30代)

2位(95点)の評価

リアル

こういう家族、今の世の中にはたくさんいるのかもと思わせられる映画でした。血の繋がりはないのに、みんな幸せそうにみえて、万引きはいけないことだけれど、こういう家族のあり方はありなのかもとさえ思わせられる映画。
是枝監督の映画の出演者は誰もが演技力がずば抜けておりますが、私はこの映画の中では安藤サクラの演技が素晴らしいと思いました。血の繋がりがない母親という難しい役から、複雑な気持ちが垣間見れる演技でとても素晴らしかったです。
映画の世界に入り込める素晴らしい作品です。

ノム

ノムさん(女性・40代)

3位(70点)の評価

血の繋がらない、だけど家族

さまざまな事情でひとつ屋根の下に集う、複雑な家族模様が胸に響きました。
子どもに万引きをさせたり、過去に秘密がある偽夫婦の家でありながら、事情のある子どもを助けたりする心の持ち主。
お嬢様に育ったにも関わらず、心が満たされずこの家を選んだ少女を松岡さんが体当たりの演技挑んでいるのが印象的でした。

あず・ばーとん

あず・ばーとんさん(女性・40代)

2位(90点)の評価

是定監督×リリー氏

是定監督作品に全て出演しているリリー氏。
なかでもこちらはリリー氏の存在が際立ち、その魅力を存分に引き出しているいる作品。
お調子者でだらしがない父親。でも子供を見捨てることが出来なかったりと、優しい心根もある。
そんな役柄を本当に違和感なく自然に演じ切っている。
安藤サクラや樹木希林、松岡茉優といった演技派揃いの俳優陣の演技にも注目。
後味は非常に悪い映画だが、、印象に残る映画としては成功しているのだろう。

けいぽん

けいぽんさん(女性・30代)

5位(70点)の評価

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