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2位日本沈没(小説)
引用元: Amazon
『日本沈没』(にっぽんちんぼつ)は、1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説、及びこれを原作として製作された映画(1973年と2006年)、テレビドラマ(1974年)、ラジオドラマ(1973年と1980年)、漫画(1970年代と2000年代)、Webアニメ(2020年)。
日本で最も大衆に受け入れられたSF
言わずと知れた日本で一番有名なSF小説です。
映画化も2度されました。
日本が沈没してしまう、というのを、無理やりの理屈にせよ、きちんと論理だてて読者を説得しています。
なにより、日本が沈んでしまう、そのときの日本国民の感情を細かに描いたところが成功した原因ではないでしょうか。
甘い幻想SF
SFの詩人、レイ・ブラッドベリによる短編小説です。
霧の濃い晩に灯台にいると、そいつが海の底からやってくる、というお話です。
詩的で美しいのはもちろんですが、読後に残る寂寥感は格別です。
おそらく、SFというものにアレルギーのある人でも、受け入れられる作品だと思います。
4位夏への扉
引用元: Amazon
『夏への扉』(なつへのとびら、原題:The Door into Summer) は、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説。 タイムトラベルを扱ったSF小説が直面する一般的な問題である、「自分自身との遭遇」、「未来からのタイムトラベルによる過去の変更」、「タイムトラベルを使って「将来の出来事」を変えることが倫理的かどうか」などを扱った初期のSF小説の一つである。また、「猫SF(あるいは猫小説)」の代表作としても知られる。
タイムトラベルものの傑作
SFファンならば必ず知っている作品だと思います。
そしてSFファンでなくても知っている人が多いのではないかとも思うのです。
タイムトラベルを扱っていますし、その部分の魅力は大きいのですが、個人的にはそれ以上に、ロマンス小説としての味付けが気に入っています。
さらに、最後の1行が心を温かくさせてくれます。
SFだから有名なのではなく、おもしろいエンタメ小説だから有名なのだと思う作品です。
美しき静寂の世界
世界が結晶していく、というお話です。
クライマックスで結晶の森を主人公が十字架を背負って進みます。おそらくはキリストを暗示しているのではないでしょうか。
私はこのシーンでは、チックコリアが参加していたバンド・リターントゥフォーエヴァーの同名の曲が頭に浮かんできたものです。
静まり返った世界を描いて、並ぶもののない美しい作品です。