1分でわかる「SF小説」
漢文で記された日本初の「SF小説」
タイムリープや宇宙船、ロボットなど好奇心をそそられる要素が詰まっている「SF小説」。SFとは”Science Fiction(サイエンス・フィクション)”の略であり、科学的な空想にもとづいたフィクションです。1857年に儒学者の巌垣月洲が書いた『西征快心編』は日本で初めてのSF小説とされており、漢文で記されています。また、1878年に近藤真琴がオランダ科学者ピーター・ハーティングの作品『西暦2065年』を翻訳した、日本初の翻訳SF小説『新未来紀』を出版。未知の世界を描いた海外のSF小説は日本人を夢中にさせました。現在、数多く出版されているSF小説。ランキングや口コミを参考に一度は読んでおきたい名作を厳選しましょう。
「SF」と「ファンタジー」の違い
SFとファンタジーはどちらもフィクションであり、現実からかけ離れたストーリーですが、SFはファンタジーと違い、“科学的な要素”が必要とされています。しかし、明確な定義はされておらずその線引きは曖昧です。アメリカの脚本家『ロッド・サーリング』はファンタジーとSFの違いを「ファンタジーは不可能な事を起こりそうに描いたもの、サイエンス・フィクション(SF)は起こりそうも無い事を起こりそうに描いたもの」と述べています。
SFを意識して読もうと思い調べて読んだはじめの一冊。
謎を謎のまま残さない伏線の回収が本書の一番の魅力であると思う。
月面で発見された人間であると思われる遺体、
調査の結果遺体は死後50,000年前のものと判明した。
本書はこの究極の謎、考えれば考えるほど
様々な矛盾や疑問を孕むテーマを書いてる。
超が付く有名作ですのでSFが初めての方にもオススメ。
『simple読書会』主催者
simple読書会 前田さん
2位(95点)の評価
深くて大きい謎。
宇宙服をまとった死体、地球のものではない宇宙船の残骸、一体どういうこと?と引き込まれて読みました。
usaさん
1位(100点)の評価