ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
2位星を継ぐもの(小説)
引用元: Amazon
『星を継ぐもの』(ほしをつぐもの、原題:Inherit the Stars)は、ジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説。1977年に上梓されたホーガンのデビュー作である。日本では1981年第12回星雲賞海外長編賞を受賞している。 あり得ない現実と事実を突き付けられ、その謎を解き明かしつつ人類の生い立ちを解明していくハードSFの代表作のひとつ。作品発表当時に人類進化上の謎として知られていたミッシングリンクや、小惑星帯、月の起源、なかんずく月が表と裏で異なる様相を示す理由について、SFの視点から解釈を与えている。
SFを意識して読もうと思い調べて読んだはじめの一冊。
謎を謎のまま残さない伏線の回収が本書の一番の魅力であると思う。
月面で発見された人間であると思われる遺体、
調査の結果遺体は死後50,000年前のものと判明した。
本書はこの究極の謎、考えれば考えるほど
様々な矛盾や疑問を孕むテーマを書いてる。
超が付く有名作ですのでSFが初めての方にもオススメ。
謎の侵略者に支配された人類。彼らの目的とは?
小難しい世界観の設定が無いため、SFに抵抗が有る人でも入りやすい本書。
謎の侵略者VS人類という設定なのに、バトルものではないのが本書のポイント。
紳士的な支配をする侵略者と、それに甘んじる大多数の人類、
そして彼らなりの方法で抵抗を試みる一部の人たち。
何十年にも及ぶ侵略者と人類との攻防にはドラマチックな感動を覚える。
序盤は「姿を見せない侵略者」という謎めいた設定が効いているが、
中盤に案外あっさり姿を現してからはさらに面白さが加速する。
4位夏への扉
引用元: Amazon
『夏への扉』(なつへのとびら、原題:The Door into Summer) は、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説。 タイムトラベルを扱ったSF小説が直面する一般的な問題である、「自分自身との遭遇」、「未来からのタイムトラベルによる過去の変更」、「タイムトラベルを使って「将来の出来事」を変えることが倫理的かどうか」などを扱った初期のSF小説の一つである。また、「猫SF(あるいは猫小説)」の代表作としても知られる。
全てを失った天才エンジニアの起死回生タイムトラベル
自虐的なユーモアの有る主人公の語りが読みやすく、
肩の力を抜いて楽しく読めるのが本書の魅力。
騙され裏切られ窮地に陥る主人公だが、なんだかんだ順応して、
諦めない姿勢が読んでいて気持ち良い。
そして最後は全てがきれいにまとまって終わるので、
清々しい読後感を得られる。
1950年代の作品で、
現代でも通用するタイムトラベル小説を描いた作者の先見の明はすごい。
恋愛要素は多くないが、SFならではの恋愛描写は新鮮。
5位虎よ、虎よ!
引用元: Amazon
『虎よ、虎よ!』(とらよ、とらよ!、英語原題:Tiger! Tiger!)、あるいは『わが赴くは星の群』(わがおもむくはほしのむれ、The Stars My Destination)は、アルフレッド・ベスターが1956年に発表したSF小説。 アレクサンドル・デュマ・ペールの小説『モンテ・クリスト伯』をモチーフとした壮大な復讐譚である。ベスターの長編第2作にして代表作であり、SFのオールタイムベストの定番でもある。
勢いとテンポ
基本的な流れは男の復讐譚。
主人公のガリー・フォイルが怒りに任せ常にその場の対応をするから
何が起こるかわからない面白さがある。
第一回のヒューゴー賞を受賞した。アルフレッド・ベスターの話題作
テッド・チャン話題の新作
2020年現在に至るまで全部で18篇の中短編しか
発表していないにも関わらずヒューゴー賞、
ネビュラ賞を筆頭に世界のSF賞を
合計20冠以上獲得している作家テッド・チャンの2作目 。
読みやすい「商人と錬金術師の門」などは
SFが苦手な方でも読みやすく面白さを感じることができオススメです。