しついさいはてさんの「スーパーファミコンのソフトランキング」

死に脱帽

このゲームの素晴らしいところは、人がリアルに死ぬところです。その人が蘇るようなことはありません（アンデットとなり蘇るか、転生するしかない）敵を殺したら死ぬ間際のセリフが細かく出ます。そのためキャラたちのリアルさをより体感できました。主人公も人を殺すことについてを思い悩むので同じような目線で考えられました。

聖騎士団長が拷問されて、『あーうー』しか話せなくなったり、友達が処刑されたりするシーンについても中身のある作品なんだと思いました。

最後もハッピーエンドだと思いきや1000年後には侵略されるというリアリティを残しています。

なんか分からんけどっていうのがない。それが素晴らしいです。人を殺せば報いを受けることになるし、殺された人の家族や悲しい思いをした人たちの気持ちはとても素晴らしい音楽と共に表現されています。

最後の空中庭園の音楽も疾走感があり、ここまで音楽がリアリティに寄り添ってくれてるゲームも珍しく感じました。