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あんこさんの「歴代スーパー戦隊シリーズランキング」

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更新日: 2020/09/15

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ランキング結果

毎回クライマックスの、古きよき少年ジャンプマンガのような熱い展開

とにかく期待を裏切らないテンポのいい面白さがあり、終盤10人中4人がメンバー交代する展開にしても、それまでの周到な準備によって「あの人が変身してくれたー!」というカタルシスは相当のものがありました。
脚本家はジャンプマンガも手がけた三条陸先生ですが、なんと全話を1人で執筆するという、戦隊史上唯一の偉業を成し遂げたのもポイントです。
そのせいかお話の筋も人物の描写も首尾一貫しており、しかも作中のアイテム(変身銃や獣電池など)も魅力的なので、大人も子供も楽しめる普遍的な魅力がある作品だと思います。
ただ、個人的には1、2話辺りはちょっと王道すぎというかベタいうか、前作のシリアスさに慣れていたせいか、当時は若干落胆したのを覚えています。
それが3話のソウジの「強い奴が望みなら、俺の剣を喰らえ!」というセリフをきっかけに一気に面白くなり、6話でキャンデリラが踊っているのを見て完全にハマりました。

もはや子供向け番組を超越した、深い人間ドラマ

私は基本的に人間同士のドラマを最大の楽しみにしており、正直巨大ロボと怪獣が戦うところは二の次になってしまっています。
この作品はそのドラマパートがおそらく史上最高のクオリティで、これからもそうそう並ぶものは出ないのではと考えているほどです。
そもそも構成からして、「戦隊対戦隊対悪の組織」という反則的なことをしていますから深みが出て当然といえば当然ですが、それでも枠組みとしては同じ番組内、シリーズ内ですから、余程よく練らないと中途半端になってしまうはずです。
「ルパパト」は最後までこの「戦隊同士が対立する」図式を貫きながらしっかりと悪とも戦い、悪側の自滅などお手軽な解決策にも一切頼らないでヒーローを爽快に描ききった点が素晴らしいと思います。

3鳥人戦隊 ジェットマン

鳥人戦隊 ジェットマン

引用元: Amazon

放送年1991年
放送局テレビ朝日
脚本井上敏樹、荒木憲一ほか
メインキャスト田中弘太郎(天堂竜/レッドホーク)、岸田里佳(鹿鳴館香/ホワイトスワン)、成瀬富久(大石雷太/イエローオウル)、内田さゆり(早坂アコ/ブルースワロー)、若松俊秀(結城凱/ブラックコンドル)、三輝みきこ(小田切綾)ほか
主題歌・挿入歌鳥人戦隊ジェットマン / 影山ヒロノブ
公式サイト-

異彩を放ちながらも、戦隊の歴史を繋げた一作

戦隊シリーズが今も続いているのは、思い切った作風でマンネリ化を打ち破ったこの作品の功績が大きいです。
ジェットマンもやはりメインは人間ドラマ、それもチーム内の恋愛が大きな割合を占めています。
この愛憎劇は敵までも巻き込み、常に使命(or野望)か個人的な感情か、で揺れ動くキャラの人間臭さをたっぷり堪能できます。
またそんな人間関係が災いし、敵も味方もなかなかチームとして機能しないまま戦いつづけますから、その辺りのハラハラ感も重要なポイントではないでしょうか。

ひたすらキャラ萌えを楽しめる作品

リュウソウジャーは一言でいえば、敵も味方もみんな可愛い戦隊です。
しかもヒーロー側は全員初めから使命に燃える超マジメさで、とことん素直なレッド、反対にまったく素直になれないブラック、いつもいじられ役のブルー……とキャラ毎に違った可愛げがあり、それらを楽しむだけでも価値があります。
妹キャラのオト、ちょっと引いたところから妙なノリで絡んでくるナダなどサブキャラの魅力も充分。
だいたい戦隊を一年見る時、どの作品でも一時期いまいち気分が乗れなかったりするのですが、
リュウソウジャーに限っては全く視聴テンションが下がらず、安定して楽しめました。
そんな不思議な魅力のある作品だと思います。

定番を打ち破る戦隊が見たい、そんなわがままを叶えてくれた作品

私は巨大ロボ戦にあんまり視聴のウエイトを置いていません。正直、小さい頃に一旦卒業したときに置いてきてしまいました。
失礼ながら何か毎回ダンボール箱みたいなロボが出てきて、剣でぶった斬ってはい販促ノルマ終了ー、みたいな雰囲気をどうしても感じてしまうんですね。
その巨大戦をこんなにも魅せてくれたという意味では、ゴーバスターズは最高の作品です。
ゴーバスターズには中盤から終盤にかけて、これが最終回でもいいくらいの盛り上がる回が3、4つほどあるのですが、
そのほとんど全てに巨大戦でのドラマ性が強く出ているのです。
もちろんロボ自体の造形も格好良く、特に一号機が初陣で現れたときの迫力は必見です。

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