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イナセな江戸っ子慶喜さん
幕末と言うと、人気はやはり薩長土の反幕府勢力や、新選組などの武士たちですが、この大河ドラマは幕府の中枢の魅力を存分に発揮した良作です。
水戸から来た慶喜が、江戸の現状を視察するために、何度も市中に現れるのですが、その姿は金さんを彷彿とさせるイナセな男っぷりです。後年のダンディな姿を想像させる、茶目っ気あふれるストーリーは、大河ドラマでも敷居が低いと思います。
とにかく元気な似たもの夫婦
加賀百万石の礎を築いた、前田利家だけならここまで話題にならなかったのかな、と思います。利家を若い頃から支えるまつの存在が存分に発揮され、戦国イチのオシドリ夫婦の呼び声高い前田家の魅力が際立っています。
4位秀吉
王道成り上がりストーリー
とにかく、秀吉役の竹中直人さんの熱演ですね。貧乏暮らしは本当に貧乏で垢だらけだし、成り上がっては金銀錦と、分かりやすい成り上がり物語です。周囲を固める人物も丁寧に描かれており、若くして亡くなった弟・秀長との兄弟関係には、日頃注目されないので、歴史好きには嬉しかったです。
5位琉球の風
沖縄の美しさと厳しさを見よ
歴史でも、日本史ではなかなか学ばない沖縄の歴史は、とても目新しく新鮮でした。沖縄の自然と、王の治める島々の文化の美しさにとかく感動しました。映像の鮮やかさが、大河ドラマでも1番だと思います。中国と日本に挟まれながら、強かに生きていく琉球王朝のタフさに驚きます。
毛利ファミリーの結束が最高!
元就の人となりも去ることながら、父親の側室・松殿との関係が本当に最高です。うら若い都会者の松殿が、少しずつ嫡男の元就と打ち解けて、戦友のように語らい、母として元就を支える二人の関係が本当に家族を感じます。
毛利家と言えば、元就の三本の矢の逸話で有名な「毛利3兄弟」ですが、この三人の三者三様の性格の違いまも見どころです。
ファミリー愛で、中国の覇者となった毛利家の歴史が垣間見れます。