ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアまえがき
特に史実に沿ったドラマで展開される登場人物たちの生き方、成功や失敗、喜怒哀楽は現代に通じるものも多く、深く共感できる。
ここではより史実に近い、またフィクションでも史実を背景にした作品を選んでみた。
その中でも優れた素質と勇気を兼ね備え、時代と闘いながら皇帝や皇后の地位をめざし、ついにそれを勝ち取った女性たちのドラマを多く選んだ。
彼女たちの生涯は、きっとあなたに深い共感を与えるだろう。
ランキング結果
覇星のもとに生まれた女性のダイナミックな生涯
始皇帝によって最強の帝国となった秦国。その基盤を作り上げた蘇のミーユエは、生まれる前から覇者と運命づけられていた。
その運命に翻弄され、皇帝をはじめ3人の男性に愛され苦悩する。特に草原の部族の王の激しい愛と、彼との間に子どもまで作った史実は、古代とはいえあまりにダイナミックな生き方だ。
ミーユエは始皇帝の高祖母に当たる宣皇后で、歴史的には弟たちと共に宮廷で権力をふるったとされているが、愛に生き家族を大切にした当ドラマのような彼女の別の面もきっとあったに違いないと思う。
3位三国志 Three Kingdoms
引用元: Amazon
『三国志』(さんごくし、簡体字: 三国、英語: Three Kingdoms)は、2010年の中華人民共和国の大型歴史ドラマ。全95話。総制作費は日本円で25億円。撮影期間は2008年9月から2009年7月まで。登場人物は300人、エキストラ数は延べ15万人。
現代にマッチした三国志
これまでの三国志はどうしても古臭い感じがしたが、本作はストーリーやキャスティングがより現代にマッチして、最後まで楽しめる。
特に諸葛亮孔明と呂布の俳優がステキ。今までにない呂布と貂蝉の美しい悲恋劇が胸を打つ。
4位瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~
引用元: Amazon
『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』(えいらく しきんじょうにもゆるぎゃくしゅうのおうひ、延禧攻略、Story of Yanxi Palace)は、2018年に放映されたテレビドラマ。
孤高のヒロインのかっこよさ
姉の死因を突き止めるために宮廷に入ったヒロインのエイラクが、自分の才覚と勇気だけを頼りに、様々な敵と闘っていくが、決してあきらめずに敵を叩きのめす姿にスカッとする。他のドラマのヒロインと違い、異様なくらいまっすぐ見つめるエイラクの強い視線が印象的だ。
ハッピーエンドにも心が弾む。
5位宮廷の諍い女
引用元: Amazon
放送期間 | 2011年~2012年 |
---|---|
話数 | 全76話 |
メインキャスト | スン・リー(甄嬛)、ラン・シー(沈眉荘)、タオ・シンラン(安陵容)、ジャン・シン(華妃)、エイダ・チョイ(皇后)、チェン・ジェンビン(雍正帝)ほか |
公式サイト | http://www.bsfuji.tv/isakaime/ |
宮廷愛憎劇の頂点
宮廷ドラマは皇帝を巡る妃嬪たちの愛憎劇が中心に描かれるが、当作品はそうした宮廷ドラマの原点であり、同時に優れた頂点ともいえる。
小説が原作だが、背景を清の雍正帝の時代に設定したのでよりリアリティが感じられる。
ヒロインと友人たちの友情や裏切り、妃嬪たちとの手に汗握る攻防、皇帝のうんざりする程の疑心。
そして最後に待ち受けるどんでん返しともいえる最大の復讐劇には、誰もが息を飲むことだろう。
6位武則天-The Empress-
引用元: Amazon
放送期間 | 2015年~ |
---|---|
話数 | 全82話 |
メインキャスト | ファン・ビンビン(武則天)、チャン・フォンイー(李世民)、アーリフ・リー(李治)、チャン・ティン(韋貴妃)、キャシー・チャウ(楊淑妃)ほか |
公式サイト | http://kandera.jp/sp/busokuten/ |
中国史上唯一の「女帝」の誕生物語
「中国3大悪女」の一人とされ、残酷な手段が大きく取り上げられる武則天だが、女性として唯一の皇帝となった背景には彼女の類まれな資質があったはずだ。
当ドラマはそんな武則天を無垢でいい人に描き過ぎているきらいがあるが、彼女の治世では女性の活躍が広がり文化的にも栄えたという点は、もっと評価されるべきである。
良質のミステリードラマ
架空の設定だが、実際に起きたような現実味を感じるほどプロットがよく練られている。全編を通じて良質なミステリー仕立てで、次の展開が待ち切れない。主役のフーゴーの静かで理知的な魅力にはまること、間違いない。