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ランキング結果
2位RAY
公式動画: Youtube
RAY(レイ)は日本の女性アイドルグループである。「圧倒的ソロ性」と「『アイドル x ????』による異分野融合」をコンセプトとする新時代のアイドルグループとして令和元年5月1日にステージデビュー。「ソロアイドルをしていたら気が合ったので一緒にやることにした」のが結成のきっかけ。メンバーは現時点で、白川さやか、月日(ex. RYUKYU IDOL、PIP、本とうたた寝。)、甲斐莉乃(ex. つくドル!プロジェクト2期生)、内山結愛の4人。良曲・熱量あるライブパフォーマンスをウリにグループ活動をすると同時に、ソロとしても積極的に活動する。
“シューゲイザー”アイドルの最右翼
シューゲイザー(1980年代後半にイギリスで誕生したロックの一種)を専門としたアイドルで、実際にアメリカのシューゲイザーバンド・Ringo Deathstarrが楽曲を提供をするなど、サウンドは本格的。
テクノポップのPerfume、ヘヴィメタルのBABYMETALと、音楽ジャンル固定型のアイドルはこの2組の成功と並行して数多と生まれましたが、そんな音楽ジャンル固定型の現行アイドルの中では、特にクリエイティブのアベレージが高く、前述Ringo Deathstarr提供の楽曲「Meteor」は一聴して損はないはずです。
映像作家・森岡千織がクリエイティブプロデューサー
SILENT SIREN、ukka、アカシックなどのミュージックビデオを手掛けている映像作家・森岡千織さんがクリエイティブプロデューサーをつとめているアイドルグループ。2020年4月に始動し、初ライブも8月に行ったばかりという初々しい4人組です。
サウンドプロデューサーは、Shinnosuke Nakasoneさん(ex.蟲ふるう夜に)で、切ないメロディーラインが心に残ります。コロナ禍によって失われてしまった夏を妄想の中で実現させた「ノンフィクション」と、デビュー曲の「ワンダーフォーゲル」が特にオススメ。映像作家がプロデューサーの1人であることは、“動画”があらゆるエンターテイメントにとって極めて重要となっている昨今において、同グループの大きなアドバンテージとなっています。
あとがき
ランキング番外編!このアイドルにも注目!
「犬が可愛い」ことをただただ連呼するラップグループ「MIC RAWRUGA(laboratory)」
MIC RAWRUGA(laboratory) は、僕が運営しているレーベル・VIDEOTHINK所属のガールズラップグループです。
吉田凜音さん「りんねラップ」「パーティーアップ」、根本凪さん(でんぱ組)「アウトラウド」、ぱいぱいでか美さん「PPDKM」などに楽曲提供している、ETICKETPRODUCTIONプロデュースで、読み方は「マイクロウルーガ・ラボラトリー」。
19年10月リリースの1stEP「CONCORDE」は、ライムスター宇多丸さんの連載コラムにて「突き抜けた90’sヒップホップ愛」と評価を受けました。20年2月には、川崎CLUBCITTA’開催の「@JAM」に出演。同月に代官山LOOPにて1stワンマンライブを開催し、成功をおさめました。1stシングル「dog kawaii」は「犬が可愛い」ことをただただ連呼するTRAP曲。こちらも「ライムスター宇多丸のアフター6ジャンクション」(TBSラジオ)にて、「本格的にきっちりやり切ることで批評性すら出ている」「めちゃめちゃキャッチー」と評されました。
「12ヶ月連続リリース」でスケールアップ
ももいろクローバーZの妹分的存在の私立恵比寿中学、その私立恵比寿中学のさらに妹分的存在のグループ。2015年5月に発足し、既に活動は6年目。2018年6月から開始した「12ヶ月連続リリース」企画における楽曲のクオリティーの高さが話題を呼び、人気が急上昇しました。
同企画の12曲+1曲を収めた2ndアルバム「octave」は、「第8回アイドル楽曲大賞2019」の「アルバム部門」で1位を獲得。ロックバンド・Have a Nice Day!の浅見北斗が提供した「リンドバーグ」は、フロアアンセムとして観客を熱狂させます。個人的には楽曲、MVともに「灼熱とアイスクリーム」が特にオススメです。ミュージックビデオを手掛けているのは、映像作家の森岡千織さん。女性らしい目線、ガーリーな世界観は、グループの魅力を一層引き出しています。
また、ブラウン管のテレビやゲームボーイといったレトロかつナードなアイテムが登場するなど、フックのある映像が特徴です。男女問わず受け入れられる素養のあるグループだと思います。