1分でわかる「ウェス・アンダーソン監督」
多才な映画監督ウェス・アンダーソン

アンソニーのハッピー・モーテル
(引用元: Amazon)
ウェス・アンダーソンは、アメリカ出身の映画監督。1992年に公開された『Bottle Rocket』で短編映画デビューを飾り、自らカメオ出演も果たした『アンソニーのハッピー・モーテル』(1996年)で初めて長編作品の監督を担当。監督を手掛けた映画作品はほぼすべて製作と脚本も自らが担当しています。実写映画作品だけでなく、『ファンタスティック Mr. Fox』(2009年)や『犬ヶ島』(2018年)などのアニメーション作品の監督も手掛ける実力派です。
細部までこだわった独自の世界感で人々を魅了
ウェス・アンダーソンの作り出す映画作品は、演者の着る服やカラフルな色彩のセットなど、美術の細部にまでこだわり、独特の世界観を演出。中毒性のある作品の数々は熱狂的なファンを生み出し、多くのクリエイターたちを引きつけてやみません。天才と評されるに値する名監督といえます。
ウェス・アンダーソンの代表作

ムーンライズ・キングダム
(引用元: Amazon)
2012年公開の『ムーンライズ・キングダム』。駆け落ちした少年&少女とそれを追いかける大人たちとの騒動を描いた作品です。ほかにも、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた出世作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001年)や、父親の死をきっかけに兄弟が絆を取り戻そうとする物語『ダージリン急行』(2007年)など、数々の名作を世に送り出しています。
密かな愛の表現
ウェス・アンダーソン作品として、初めて鑑賞したこともあり、徹底した美しい画面作りや独特な設定、雰囲気にハマりました。特にマーゴとリッチーの密かな愛が大人になってさらに変化、露呈し、経過が面白いところだと思います。家族であり、禁断の愛ゆえにリッチーの過激な行動描写が愛おしく感じ、どの作品よりも忘れられない作品です。
tsumugisoさん
1位(100点)の評価