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2位時をかける少女(小説)
引用元: Amazon
著者 | 筒井康隆 |
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ジャンル | 文学 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2006年5月25日 |
メディアミックス | 映画『時をかける少女』(1983年)(1997年)(2010年)
アニメ映画『時をかける少女』(2006年) NHK『タイムトラベラー』(1972年) フジテレビ『南野陽子の時をかける少女』(1985年)ほか |
公式サイト | - |
もはや定番
大林宣彦監督による映画だけでなく細田守監督によるアニメまで大ヒットし、もはや10人にアンケートすれば10通りの作品が挙がりそうなくらいどこがヒットの震源地かわからなくなっていますが、原作は筒井康隆による小説。
原作自体は発表時そこまでヒットしていなかったらしいです。
コンプレックス
筒井康隆としてはマイナーな方の作品だと思いますが、筒井氏らしいダークでちょっとひねくれた作品。
こちらのほうが筒井氏の本質のような気はします。
外見にコンプレックスを抱えた主人公が半身を鏡に映すことでコンプレックスのない体を手に入れますが、コンプレックスを体の両方に押し付けられた鏡側のもう1人の自分が誕生し、しかしそちらのほうがモテてしまうというやるせない話。
美しきテレパス
これまで幾度となく映画、テレビドラマと映像化されてきた作品。
同じ筒井康隆原作の『時をかける少女』と並んで原作より映像の方が知名度は高いのかもしれない。
原作は主人公の七瀬が人の心が読める美しい女性ということで、意外と下世話な話もあったりします。そんなところも筒井康隆らしい。