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hiroleadさんの「筒井康隆の書籍ランキング」

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更新日: 2020/04/10

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ランキング結果

1霊長類 南へ

霊長類 南へ

引用元: Amazon

『霊長類南へ』(れいちょうるいみなみへ)は、筒井康隆の長編SF小説。1969年刊。 1970年に第1回星雲賞(日本長編作品部門)を受賞した。

少しでも生き残ろうとする人と人との間で繰り広げられる惨劇が滑稽で面白い。

少しでも生き残ろうとする人間の間で、繰り広げられる無様なあらそいが滑稽で面白い。一度核ミサイルが爆発してしまうと、放射能が届かない場所がこの地球上にはたしてあるのだろうか、と考えさせられる物語。夜中に読むときは絶叫注意。

2最後の喫煙者

最後の喫煙者

引用元: Amazon

『最後の喫煙者』(さいごのきつえんしゃ)は、筒井康隆の短編SF小説。1987年(昭和62年)10月『小説新潮』において発表された。 愛煙家・喫煙者差別が魔女狩りレベルの排斥運動となって大きな騒動となりヒステリックに過激化していく様子を、主人公である小説家の視点から描いている。

嗜好品を規制することの難しさ。

喫煙は身体に悪い、という風潮が高まり徐々に喫煙者は社会の枠からはみ出されてしまう。目を三角につりあげた嫌煙者たちが、喫煙者を暴力をふるいながらも追い詰めていく様に戦慄を覚える。同志が一人、また一人とたおされ、屋根の上に追い詰められた最後の喫煙者がたどる結末は何度読んでも最高。

3日本以外全部沈没(小説)

日本以外全部沈没(小説)

引用元: Amazon

『日本以外全部沈没』(にほんいがいぜんぶちんぼつ)は、筒井康隆の短編小説。『オール讀物』1973年9月号に発表。タイトルは「以外全部」が「日本」「沈没」よりも小さいフォントで『日本以外全部沈没』と表記される。

本家「日本沈没」を超えた?

言わずと知れた小松左京氏の「日本沈没」を徹底的にパロディ化した小説。タイトルを見るだけで笑ってしまうが、内容も本家「日本沈没」の長編に対して短編ながら中身の濃いものに仕上がっている。小松左京氏と筒井康隆氏はライバルでもあり友人だったから、本人が公認しているのも面白い。

4エディプスの恋人

エディプスの恋人

引用元: Amazon

『エディプスの恋人』(エディプスのこいびと)は、筒井康隆のSF小説。『週刊読売』の1977年1月1日号から6月4日号にかけて全22回を連載した。連載時の挿絵は真鍋博。 『家族八景』、『七瀬ふたたび』をあわせて「七瀬シリーズ」「七瀬三部作」と呼ばれる。

「七瀬」三部作の完結編

「家族八景」「七瀬ふたたび」に続く三部作の完結編。人の心を読み取る能力をもつゆえに、目立たぬように家政婦の仕事をしている七瀬が、高校教師となって活躍する。教え子の中にいるちょっと独特の男子生徒に惹かれていく運命のいたずらから目が離せない。

5七瀬ふたたび

七瀬ふたたび

引用元: Amazon

『七瀬ふたたび』(ななせふたたび)は、筒井康隆のSF小説。1972年10月から1974年10月にかけて『別冊小説新潮』『小説新潮』に連作の形で発表された。「邂逅」(初出時は「七瀬ふたたび」)「邪悪の視線」「七瀬 時をのぼる」「ヘニーデ姫」「七瀬 森を走る」の5編からなる。読心能力を持つ火田七瀬の様々な超能力を持つ仲間との交流や敵対者からの逃亡を描く。第7回星雲賞を受賞した。

「七瀬」三部作の2作目

「家族八景」で家政婦として働いていた七瀬が、逃亡先で人の心を読むという同じ能力を持つ小さな男の子のノリオと予知能力を持つ岩淵と出会い北海道まで逃げに逃げる。予知能力を持つが人の心を読むことができない岩淵が、七瀬に心を読み取られ続けていたことに対する羞恥心と、最後に七瀬にできることをやり遂げるという展開に涙する。

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