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ランキング結果
1位魅せられて / ジュディ・オング
引用元: Amazon
もはや全部がサビ!!3分52秒間、ずっとノリの良い曲!
1981年、マッチの4枚目のシングル。作詞は「伊達歩」となってるけど、要するに伊集院静さんね!
まずイントロからテンション上がるよね~!!そして歌い出しのメロディもカッコいいし、サビももちろんカッコいい!これだけでもじゅうぶんバイブス上がるのに、「I get you baby I need you baby I want you baby Right on!」という新しいフレーズまで飛び出しちゃう始末。おいおい、どんだけ俺のテンションを上げるつもりなんだ!?!?
バブル前夜の爆上げ系ユーロビート歌謡!!
1986年、中山美穂さんの8枚目のシングル。作詞は松本隆さん、編曲は船山基紀さん!
「WAKU WAKU」とか「DOKI DOKI」とか、今じゃダサいけど笑、とにかくバブリーなメロディ・アレンジで、気分が爆上がりになるよ~!!
特に「頭ん中Upside down」の部分から電子音と拍手音が多く登場していて、どんどん聴き手の気分を高めてくれるところが好きっ!!
ちなみにこの歌の3か月前にリリースされた、ラナ・ペレ―『ピストル・イン・マイ・ポケット』っていう洋楽聴いてみて?イントロやアレンジめっちゃ似てるよ笑 つまり『WAKU WAKUさせて』はこの洋楽をパク………おっと誰か来たようだ。
4位なんてったってアイドル / 小泉今日子
引用元: Amazon
これも最初から最後までサビ!!テンアゲ系アイドル曲!!
1985年、小泉今日子さんの17枚目のシングル。アイドルが自分で自分のことをアイドルと自称する、超斬新なメタ認知アイドルソング。
サビだけじゃなくAメロもBメロも明るくて盛り上がるし、アイドルのように振りを付けて歌いたくなる歌だよ!!「なんてったって」という言葉の響きも良いよね!!「っ」が2つ入ってるから、この言葉自体にビートが宿っているというか、リズムが刻まれているというか…。
「アイドルはやめられない」の後の「Yeah!」の掛け合いとか、曲終了時の「バイバーイ!」とか、華やかで熱気あふるるアイドルライブが浮かぶね!!
5位ドール / 太田裕美
引用元: Amazon
後半に曲名を畳みかけるタイプの曲。
1978年、太田裕美さんの12枚目のシングル。太田裕美さんと言えば、『木綿のハンカチーフ』とか『赤いハイヒール』とか、筒美さんの作品が多いよねえ。
聴きどころは、やっぱりサビかな!「ドール!ドール!ドール!よこはま・どる!」という箇所!ストリングスとともに音階がどんどん高まっていき、最後は「よこはま・どーる」で絶頂に達するのであーる!
この高まり、是非一回聴いて確かめてほしいな~!!
6位わたしの彼は左きき / 麻丘めぐみ
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左ききへの偏見まで吹き飛ばしちゃった明るいアイドルポップス!
1973年、麻丘めぐみさんの5枚目のシングル。左手の手のひらと手の甲を交互に見せる振り付けが印象的だよね!「手のひら手の甲交互に見て」的な笑
イントロからノリノリだし、「いつでもいつでも彼は左きき」のメロディも楽しい!それだけでも充分ノレるのに、「あなたに合わせてみたいけど…」という新たなメロディも登場して、「いじ!↑わる!↑いー↑じー↑わーるーな↓の↓」と、明るさを保持しつつ滑らかにもとのメロディに戻るところが本当に凄い…!!
この曲がヒットする前までは、左ききの人に対する良くない偏見があったけど、この曲きっかけで左ききのイメージが良くなったんだとか。ヒット曲は、世相をも変えてしまうんだねえ。
7位リップスティック / 桜田淳子
引用元: Amazon
静かな曲かと思ったら…途中からノリが良くなる!そういう歌。
1978年、桜田淳子さんの23枚目のシングル。
最初は「ルルルルル…」という、ゆっくりした感じ。でも途中からジェットコースターが勢いをつけたかのようにノリノリな曲になり、その後はずっと良いテンポでお送りされるよ!!ストリングスやコーラスのアレンジがさらに加速度を増しているようにも感じる!
最初は落ち着いているのに、途中からずっと疾走感があるという構成。分かりやすく言うと、ジッタリンジンやWhiteberryの『夏祭り』みたいな感じかな?
8位男の子女の子 / 郷ひろみ
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純粋に明るい気持ちで聴いてください!ノレます!
1972年の、郷ひろみさんのデビューシングル。「君たち女の子♪GO!GO!」という合いの手を入れちゃうよね!その楽しさも好きなんだけど、「ヘイヘイヘイ」の後の、「おいで遊ぼう」の「で」の部分で急に音階が上がるところが個人的にツボ笑
こういう遊び心のあるキャッチ―なメロディを作らせたら、やっぱり筒美さんは天下一品だよなあ。だって平成生まれの私にとって中毒性を感じるような歌は、だいたい筒美さん作曲だもん。
9位傷つく世代 / 南沙織
引用元: Amazon
イントロからサビまで全てがハイテンポ!爽快感あるアイドルナンバー!
1973年、南沙織さんの7枚目のシングル。とにかくロックで疾走感が半端ない!イントロにおけるギターとピアノの掛け合いは、聴いてて痺れる!!
基本的にアップテンポなナンバーだけど、「だめね、だめね、私、だめね、かわいそうに」の部分では少し落ち着く。でも「かわいそうに」の部分でドラムの連打が起こり、もとのアッパーな曲調に戻る。これが妙!!
ちなみに、この曲の4か月前にリリースされた、エルトン・ジョン『罪人にあわれみを』っていう洋楽、聴いてみて?イントロの部分、まじで一緒笑 要するに筒美さんはこれをパク…………おっと誰か来たようだ。
10位仮面舞踏会 / 少年隊
バブリーかつエキゾチック。デビュー曲にして少年隊の頂点。
1985年、少年隊のデビューシングル。作詞はちあき哲也さん、編曲は船山基紀さん。余談だけど、庄野真代『飛んでイスタンブール』と作詞・作曲・編曲者が全く一緒だよ。
イントロの「Tonight ya ya ya…tear」の部分は聴いたことある人多いんじゃない??でもこの曲は決して出オチじゃなく、Aメロ、Bメロ、サビにそれぞれの特徴がある、リスナーをずっと飽きさせない一曲。
個人的に好きなのは2番のサビで「Baby Come on Don't Stop the Music」という忙しないメロディが強引に挿入されているところ。1番のサビにはこんな詰め込み方してないんだよねえ。いきなり特異なメロディが挿入されていながら、それでいてノリがさらに加速するという絶妙な役割を果たしているんだよね!!
あとがき
いや~、選ぶのに苦労した…汗
だって筒美さんの作品はバラエティに富んでいるもんねえ。私は「ノリの良さ」をだいたい重視したつもりだけど、何を重視するかで選曲がだいぶ変わってきそう!ぜひ、皆さんの「推し筒美曲」も教えてください!
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クオリティと実績が伴った、筒美作品の最高峰。
1979年、ジュディ・オングさんの代表作。聴くだけでギリシャのエーゲ海が浮かんでくる!!白い建物、青い海!!
なめらかなストリングスとジュディ・オングさんの白い扇状の大衣裳は、まるでエーゲ海に吹く風のようで、とにかく異国感に浸れる。ちなみにあの巨大衣裳は、もともとはエーゲ海の映像を映すためのスクリーンのつもりだったんだって!
メロディは「南に向いてる窓を開け」や「好きな男の腕の中でも」などの部分は符割りが速い一方で、「Wind is blowing from the Aegean」や「Uh- Ah-」の部分はゆったりとしている。メロディに緩急がついていて、非常にクセになる~!!
しかもレコードが123.5万枚も売れた!!筒美さんの作品の中でいちばん売れた歌なんだよね。しかも1979年のレコード大賞まで獲っちゃった!!筒美さんがレコ大を受賞するのは1971年の『また逢う日まで』以来2回目!凄いね~~~筒美作品に魅せられた人は多いんだね~~~。