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歌謡曲の作曲家では、筒美京平さん、三木たかしさん、都倉俊一さん、遠藤実さんなどが好きだけど、実は私、キダ・タローさんもすごく好きなんだよね~!
ランキング結果
1位ふるさとのはなしをしよう / 北原謙二
引用元: Amazon
2位かに道楽 / デューク・エイセス
引用元: Amazon
大阪じゃ誰もが知っている!!CM曲でありながら完成度の高い一曲。
大阪に本店を構える「かに道楽」。あのでっかい蟹の看板が有名だね!
サビの「獲~れ獲れ♪ぴ~ちぴち♪かに料理~♪」のフレーズは聴いたことあるんじゃない?
歌っているのは美声がとにかくステキな男性グループ、デューク・エイセス。『女ひとり』や『いい湯だな』も歌っているグループだよ!『かに道楽』でも発揮している低音ボイスのハモリはお耳の恋人ですっ!
この曲にはストリングスがフル活用されていて、まるで蟹の水揚げの舞台となる、日本海のゆらめきのよう。流麗なメロディー&アレンジはもっと高く評価されてもいい!!
3位花の定期便 / 笑福亭仁鶴
引用元: Amazon
仁鶴師匠の隠れた名曲!
1972年発売。深夜の長距離ドライバーのことを歌った歌。
この曲を聴くと、みんなのために夜遅くに働く長距離ドライバーに思いを馳せることができるよ。そしてなぜか、深夜の高速をひた走るトラックの助手席に乗っているような気分にもなれるよ。
そしてこの曲は実は三拍子!…三拍子の歌ってイイ曲多いよね、『星影のワルツ』とか『ふるさと』とか。この曲は三拍子のリズムで、長距離ドライバーの温かい人情が表現されているよ。
あと、仁鶴さんって全っっっ然声変わらないよね(笑)この曲は約50年前なのに声が今の仁鶴さんだもん(笑)仁鶴さんのダミ声、好きなんだよね~。
4位平成古寺巡礼 / キダ・タロー
引用元: Amazon
とにかくメロディーがきれいなインスト曲!
NHK-BS2で放送されていた番組「平成古寺巡礼」のテーマ曲。落ち着いた気分にさせてくれるスローなメロディーが素敵!「平成」とあるけど昭和感満載だから、歌謡曲好きなら気に入ってくれるんじゃないかな~。
この曲を聴きながら古寺を巡りたいね~。
5位雪ちゃんの唄 / 野呂ひとみ
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雪がしんしん降らない朝も、このCMソングは心身に染みる。
雪がしんしん降る朝は♪剣 立山 黒部は寒く~♪という「日本海みそ」のCMソング。冬バージョンだけじゃなく、春・夏・秋バージョンもあります!
味噌汁はふるさとの味。『ふるさとのはなしをしよう』と同じく、郷愁の念に駆られる名曲だよ~!
あとがき
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結構ゆったりした歌が多くランクインしたなあ。有名どころは『プロポーズ大作戦』とか『バラエティー生活笑百科』とか『アホの坂田』とかなんだけど、実は心に染みる曲も多いんだよねえ。
だから私はキダさんを「浪花のモーツァルト」とは呼んでいません。むしろモーツァルトを「ウィーンのキダ・タロー」と呼んでます。
ちなみに紹介した曲はすべて、「キダ・タローのほんまにすべて」という3枚組CDアルバムで聴けるよ~!
ふるさとの良さが滲み出ている、キダ・タローの最高傑作。
キダ・タローさんと言えば関西の番組のテーマ曲やCMソングを作っているというイメージが強いかもですが、歌謡曲も多数作っています。その中でも最も有名+最も高い評価を得ていると思われるのが、この歌!
キダさんによるゆったりとしたメロディーに、伊野上のぼるさんによる郷愁の念に駆られる歌詞。そして北原謙二さんによる素朴で伸びやかな歌声。
誰にでもふるさとはありますが、「僕のふるさと」と「君のふるさと」は違います。だから、「ふるさとのはなしをしよう」。都会にはキラキラしたオシャレなものがたくさんあって非常に魅力的ですが、たまにはふるさとのはなしをしてみるのもいいかも。
ちなみに立川談志さんは、「この曲を作ったというだけで、キダさんは、この世に生まれてきた甲斐があった」と言ったらしいです。談志さんをしてそう言わしめるってことは、やっぱこの曲は素晴らしいんだな…!!