三代目 古今亭志ん朝の詳細情報
3代目 古今亭 志ん朝(さんだいめ ここんてい しんちょう、1938年3月10日 - 2001年10月1日)は、東京都文京区本駒込出身の落語家である。本名、美濃部 強次(みのべ きょうじ)。5代目古今亭志ん生の次男で、10代目金原亭馬生の弟、女優の池波志乃は姪、俳優の中尾彬は義甥にあたる。出囃子は『老松』。定紋は『鬼蔦』。 7代目立川談志、5代目三遊亭圓楽、5代目春風亭柳朝と共に、若手真打の頃から東京における『落語若手四天王』と呼ばれた。他に、同世代噺家の中では『東の志ん朝、西の枝雀』とも称される。 (引用元: Wikipedia)
三代目 古今亭志ん朝がランクインしているランキング
コメント・評判
全 35 件中 1 〜 20 件を表示
もう、志ん朝みたいな落語家は出ない
私は、私自身を不運だと思う。
志ん朝を聴いてしまったが故に、どの落語家の噺を聞いても
常に、志ん朝と比べてしまい楽しめない。
あの声の高さ、お職人の調子、澱まない啖呵、小唄、端唄、
都々逸、木遣とどれ聴いても色気が有る。
言葉の初めにWる、『だ、だからね』等、何とも言えずに江戸っ子の
口調が生のまま、作っていない。
どなたか、志ん朝に近い噺家を教えて下さい!
よこちゃんさんの評価
唯一無二
正真正銘の江戸っ子言葉!
どれを聞いても面白い!
私が好きなのは、崇徳院、百川、化け物使いかなー?
これ聴きながらウォーキングしてると、笑ってしまう。時間があっという間。
登場人物では、若旦那がどの話でもいい!
あと、本題の話に入る前の話が面白い。
そして違和感なくすっと本題に入ってくる。
まさに名人!
最初に志ん朝聞いてしまったものだから、他の落語家のものはすべて志ん朝基準、、そこは不幸かな、、物足りなく感じる。
リンゴ社長さんの評価
粋のひと言
高座にあがるだけで 周りが明るくなる。オーラのある方でした。
寄席で生で聞いたのは まだ私が20代の頃でしてが 老若男女を酔わせる話芸でした。
馬生師匠が志ん生を継ぐ とかいう お話が出た頃に急逝されたと思いますが...
もっともっと聞いておけば良かったとおもいます。
仲蔵さんの評価
落語の教科書
滑稽噺、人情噺、何を聞いても素晴らしい。声、発声、口調、表情、所作、佇まい…ケチをつけるところがない。
好きな噺は沢山ありすぎるけれど、どうしても一つというなら、私は「居残り佐平次」を推します。
廓街の日暮れ時を描く時の見事さ、情景や音が自然と浮かんできます。
廓をありありと、色っぽく、でも下品にならずに描けるのは、志ん朝師匠ならでは。
若い衆を煙に巻き、女性たちや客に取り入る、あの上手さ!
志ん朝師匠に慣れてしまうと、他の方の「佐平次」では、ついお酒を注いだり、お小遣いあげたりしたくならないのでは、という気さえしてきます。
そして、見事に目的を果たしカッコよく立ち去る佐平次に、つい拍手喝采を贈りたくなってしまう、爽快感がたまりません!
はちさんの評価
志ん朝が最高だと思う
私が知る落語家の中では志ん朝の右に出るものはいない。古典落語を喋らせたらかなうものはいない。声、話し方、間のとり方、どれをとっても抜きんでている。志ん朝の偉大さがわかったのが没後だったので生で聞けなかったのが残念。是非、志ん朝を知らない若い人たちにも聞いてほしい。
けんちゃんさんの評価
凄い!
正直、50を超える今まで落語はキチンと聞いたことがなかった。車通勤になり、電波の悪いところへ通うため、何気にYouTubeで落語でも聞いてみようと検索して、何の知識もなく偶然、最初に聞いたのが志ん朝師匠。見事に引き込まれた。音で聴いているだけでも、その風景が見えるし、演じている登場人物の数だけ顔が見える。私は思いっきり関西人だけど、不思議に心地良く聞こえる江戸っ子登場人物は楽しい。残念なのは最初からこんな面白い落語を聞いたので他の落語家の噺が霞んでしまう。
落語素人さんの評価
粋な江戸弁が素敵
落語初心者ですが、心地良いテンポの江戸弁にどハマりしました。
物語に入る前のエピソード話も大好き!
仕事の帰り道で聞いていて思わず笑ってしまうのでマスクは手放せません。
「猫の皿」「火焔太鼓」「化け物使い」がお気に入りです。
あの演目のあそこの部分が聴きたい!とリピート再生の日々。
いっつぁんさんの評価
落語家の匂いのしない「生まれた時からの落語家」
何しろ「私は噺家ですよ~」と云わんばかりに噺家の匂いをばらまいている若手が多い中で、比較にならないほどの「名人中の名人」今、金を払っても聞きたいと思うのは、「市馬」「さん喬」「菊之丞」他の各師匠の皆さん。落語番組がEテレとTBSでしか見られなくなったのは寂しい限り。
うまちゃんさんの評価
ぶっちぎりです。
まあ〜〜私の中で志ん生にも勝るのは志ん朝だけ。真の江戸っ子語りが出来る噺家。素晴らしかった。大工調べ、それと文七元結は志ん朝以外で聞いても面白くも何とも無い。あまりに早く亡くなって本当に残念でたまらない。
ゲスト下町職人さんの評価
毎回笑えます
何故か分からないのですが、同じ話も何度でも聞けます。 そして何度でも同じところで笑えます。 細かい事は分かりませんが、噺の間とかテンポとかでしょうか? 毎日聞いていても飽きる事がありません。
他の噺家にはありません。
ゲストさんの評価
惹き付ける声と語り方
お笑いは好きだったが、落語に興味も持ってない頃にこの人の落語を耳にして、そのまま聴き入ってしまった。
とても話がスッと入る語りにハマってしまい、気付けば志ん朝さんの落語を探していた。
はらわたさんの評価
文句なし。他は聴けない。
テンポ、滑舌、情景、江戸言葉の粋さ。
亡くなってしまったことが惜しまれて仕方がない。誰か代わりになる若手は存在してるんだろうか?言葉の制限や下らない指摘で日本の文化を壊されたく無い。
いくよ餅さんの評価
万人におすすめできる落語家
故人でありながら、いまだに根強い人気を持つ志ん朝師匠。その芸風は、ひとことでいえば「華やか」です。
まさに「立て板に水」といえる流れるような語り口、早口でも無理なく付いていける抑揚や間の取り方。本当に明るく楽しい高座で、一席聴いた後には何とも言えない幸福感が味わえます。
初心者の方でも、志ん朝師匠の落語を聴けばきっと落語の魅力が理解できるでしょう。まさに万人におすすめできる、伝説の落語家です。
得意演目は多岐にわたりますが、まずは『愛宕山』『火焔太鼓』『大工調べ』あたりの演目を聴いていただきたいです。
『落語の教科書.com』管理人
藤堂のすけさん (男性・40代)
1位の評価