秘密(谷崎潤一郎)の詳細情報
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『秘密』(ひみつ)は、谷崎潤一郎の短編小説。普通の刺戟に飽いてしまった男が美しく女装して町に繰り出したり、再会した昔の女の秘密の住居に目隠しをしたままで赴いたりする物語。 1911年(明治44年)11月、『中央公論』に掲載された。初収録は同年12月に籾山書店より刊行の『刺青』。 (引用元: Wikipedia)
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感想・レビュー
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いい意味でも悪い意味でもアクが少ない
個人的にはかなり好きな作品。恋愛と“刺激”が適確に表現されていると思う。また、街並みの描写なども読んでいて楽しい。
目隠しをされ、人力車で女の家に通うのだが、一緒になってワクワクできる。その女の“秘密”を暴きたいし、それを知ったところで飽きやしないと思っていたのに、知ってしまえばもう魅力を感じ難くなる。真理だと思う。
以上の通り王道な構成となっており──といっても癖があるが──きれいに纏まっているので、結構オススメ。ただ、物足りなさを感じてしまうかもしれない。
ななさん(女性・20代)
3位(90点)の評価