月の子 MOON CHILDの詳細情報
作者 | 清水玲子 |
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ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 白泉社 |
連載 | LaLa(1988年〜1992年) |
巻数 | 全13巻 |
参考価格 | 600円(税込) |
月の子 MOON CHILDがランクインしているランキング
感想・評価
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人魚漫画ランキングでの感想・評価
人魚漫画ランキングでの感想・評価
なんと行っても絵が美しい!
ファンタジーとしてでなく、あくまで1種族として人魚を描いている。古典の人魚姫のストーリーを取り入れていることで、物語に説得力がある。人魚が人間に恋をするという点は共通ですが、二人が結ばれるまでの障害がかなりシビアであり、ハラハラしつつ、伏線の回収も素晴らしい。
レナ(^o^)さんの評価
清水玲子漫画ランキングでの感想・評価
愛することを美しく、時には残酷に描き切った作品
人魚姫をテーマにしているものの、清水玲子先生ならではの、複雑でユーモアのある設定に心を奪われます。宇宙からやってきた人魚は、繁殖のために地球でパートナーを見つけますが、主人公はもともと女性の姿をしていません。
愛する人を見つけられた時にだけ、女性の姿になれるのです。
そして、兄弟たちは繁殖能力がなく、そのまま死んでいく定めになっています。
愛する人を見つけ、真実の愛を見つけらるのか、そして残された兄弟たちの強い絆にも胸が苦しくなってしまいます。
美しい絵とは反対に、人を愛するということを生々しく描いている部分が非常に印象的でした。一度見れば、きっと病みつきになるはずです。
清水玲子漫画ランキングでの感想・評価
清水玲子漫画ランキングでの感想・評価
繊細で美しい絵のタッチにまず目を惹かれます。またストーリーも独創的です。
アンデルセンの童話「人魚姫」をモチーフにしたストーリー。ニューヨークでダンサーを目指すアートはある日男の子を車で轢きそうになりました。事故のショックで記憶喪失になった男の子にアートはジミーと名付け暮らし始めます。ジミーの周囲ではモンスターが現れたり超常現象が起きたり…。彼は月から地球に繁殖のためにやってきた人魚だったのです。ジミーの母親はアンデルセンの「人魚姫」でした。時を同じくして地球にやってきた人魚たちによるとジミーは地球の命運に関わる秘密があるようで…。
清水玲子さんの描く漫画が本当に美しく、幻想的なストーリーとあいまってあっという間に読み進めてしまいました。だいぶ昔の漫画ですが、繰り返し読んでも色あせない素敵な漫画です。あと、漫画の合間に挟まっている清水さんが好きなバレリーナの話とかも好きです。
しましましまっちさんの評価