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虐待する側の漫画
死母性の庭は、虐待する側の母親の心情が描かれた漫画です。
子育てでの過剰なイライラを、飼い犬・子どもにぶつけていく様は、読んでいて心が重たくなります。
ですがだんだんと、その母親のどうしようもない孤独感や心理もわかってきて、これが育児のリアルなのかな、とも感じました。虐待は絶対にしてはいけないことだけれど。
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子育てでの過剰なイライラを、飼い犬・子どもにぶつけていく様は、読んでいて心が重たくなります。
ですがだんだんと、その母親のどうしようもない孤独感や心理もわかってきて、これが育児のリアルなのかな、とも感じました。虐待は絶対にしてはいけないことだけれど。
虐待を受けていた主人公が、命を救う
児童福祉司の主人公が、虐待されている子どもたちのために、頑張って働く内容。もともと小さい頃に虐待を受けてきた主人公だからこそ、できるケアや発見があり、とても読みごたえがあります。
たまに、暴力をふるわれてきた昔の記憶を思い出してしまうのが、リアルな雰囲気もあってすごいです。主人公の辛いその経験があるからこそ、助かる命があるのに、感動した。それと同時に、虐待をする親たちに心底腹が立ちました。
最初に出てくる母親は、子ども二人を家に放置して外で遊ぶネグレクトでした。家に放置される子どもたちが可哀想すぎます。やつれ具合いや、下の子の服の汚れ、母親が玄関のドアごしにテイクアウトのご飯を雑に渡すシーン。全部に、心が痛みます。現実世界にも、こんな家庭環境の孤独な子どもたちがいるのかもしれない、と思うと、やるせないです。
虐待を受ける子どもたちサイドのシーンは、このような感じで苦しいのですが、正義感溢れる主人公や、主人公と共に働く児童相談所職員たちが、明るくていいキャラクターばかりなので、読めました。新シリーズも、とてもよかったです。この漫画を読んで、少しでも子どもたちに目を向けられる大人が増えればいいなと思いました。