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Twitterでシェアまえがき
AKB48の極私的オールタイムベスト曲です。
ランキング結果
岩井俊二がMVを監督した、大所帯ならではの合唱曲
大所帯グループだからこそできる、合唱曲。AKBのデビュー曲「桜の花びらたち」などを手掛けた上杉洋史が作曲を担当。合唱曲テイストを取り入れたJ-POPではなく、あくまでJ-POPテイストは取り入れつつも基盤は合唱曲、という、アイドル曲としてはとても珍しい楽曲です。
いわゆる卒業ソングでもあり、卒業式で歌われたり、一部の音楽の教科書にも掲載されたことがあります。ミュージックビデオの監督は岩井俊二で、彼独特の映像美がかつてないAKBの魅力を引き出しています。
畳み掛けるようなメロディーライン、構成が秀逸
AKB48劇場にて2007年2月から6月まで公演されていた、チームAの4th Stage「ただいま恋愛中」の中の楽曲。「大声ダイヤモンド」「RIVER」「Everyday、カチューシャ」など、AKBの数々の代表曲を生み出して来た井上ヨシマサが作編曲を担当。
秋元康による作詞により「Mr. Kissman」と呼ばれるプレイボーイに翻弄される女性の心情が描かれています。あまり有名な曲ではないのですが、曲の後半に行くに従って盛り上がって行くメロディーラインや、畳み掛けるような構成が個人的にはすごく好きで、劇場公演では特に楽しみに聴いていた曲でした。
あとがき
あくまで個人的な好みなので、古い曲が多いです。他にはチームA 3rd Stageの「Warning」、チームA 1st Stageの「PARTYが始まるよ」、チームK 2nd Stageの「青春ガールズ」、チームK 3rd Stageの「脳内パラダイス」、チームA 4th Stageの「ただいま恋愛中」&「ダルイカンジ」、「恋するフォーチュンクッキー」「ジャーバージャ」が好きです。
「セーラー服をぬがさないで」路線の名曲
AKB48は最初期から追っていて、劇場公演にも何度も足を運びました。この曲はチームAの1st Stage「PARTYが始まるよ」公演の楽曲です。歌詞はプロデューサーの秋元康が得意な「セーラー服をぬがさないで」から続く、少女が男性を誘惑する内容。
ただこの曲、誘惑する相手がタイトル通り先生で、メンバーが秋元康を「秋元先生」と呼ぶことが多いことから、かなりキワドイ印象を受けます。とはいえ、嵐やAKBの「スカート、ひらり」などを手掛ける岡田実音による作曲と、景家淳による編曲が秀逸で、ポップスとして完成度が高く、いい意味で歌詞が気にならない。現場でもよく盛り上がっていたし、極めて完成度の高いアイドルポップスだと思います。文句なしに名曲。