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黒澤と三船をスターダムに押し上げた佳作
戦後まもない頃とは思えぬ、エネルギーに満ち溢れた作品。ある出来事をそれぞれの登場人物の視点で描き直してストーリーを紡いでゆくので、複雑ながらもインパクトが強い。
洋の東西を問わず惹きつける、和洋折衷で奇想天外なストーリー
シェイクスピアと武士の物語からヒントを得たという、一見水と油のような世界観ながらも、家督相続で揉める兄弟の確執は洋の東西を問わず、永遠のテーマなのではと思わせ興味深かった。80年代を代表する作品。
熱く情熱的に描きあげられた山本周五郎の名作
この作品も三船の圧倒的な存在感で成り立っているが、人のどうしようもない弱さや切なさも繊細に描かれていて、単なる荒くれ者のストーリーではない所が印象的。貧困と無知が人を狂わせ病を生む事に対する、冷たい社会への怒りが熱く語られている。
5位まあだだよ
引用元: Amazon
『まあだだよ』は、黒澤明監督による1993年公開の日本映画。大映が製作し、東宝の配給により公開された。 内田百閒の随筆を原案に、戦前から戦後にかけての百閒の日常と、彼の教師時代の教え子との交流を描いている。黒澤作品の前・中期に見られる戦闘・アクションシーン等は皆無で、終始穏やかなトーンで話が進行する。
荒くれ者が登場しない、淡々とした日常生活が描かれた黒澤らしからぬ佳作
野武士や侍の乱闘というイメージのある黒澤ワールドにおいて、とある作家の日常生活や学生との交流が静かなトーンで淡々と描かれるのは珍しい。けれどむしろそこが新鮮で、繊細な描写の中に潜んだ情熱が愛おしく思える佳作。
三船を世界に知らしめた作品
世界中に知られ、人気のある唯一の作品と言っても過言では無い日本映画。荒くれ者に立ち向かう侍たちの苦悩と美学が欧米の若者をも惹きつけ、特に三船の存在感が圧巻。