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七人の侍(映画)に関するランキングと感想・評価

七人の侍(映画)

引用元: Amazon

最高評価

89.7

(47人の評価)

黒澤明監督の映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

七人の侍(映画)の詳細情報

制作年1954年
上映時間207分
監督黒澤明
脚本黒澤明、橋本忍、小国英雄
メインキャスト島田勘兵衛(志村喬)、菊千代(三船敏郎)、岡本勝四郎(木村功)、片山五郎兵衛(稲葉義男)、七郎次(加東大介)ほか
制作本木莊二郎
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
参考価格1,818円(税込)

『七人の侍』(しちにんのさむらい)は、1954年(昭和29年)4月26日に公開された日本映画である。東宝製作・配給。監督は黒澤明、主演は三船敏郎と志村喬。モノクロ、スタンダード・サイズ、207分。 日本の戦国時代(劇中の台詞によると1586年)を舞台とし、野武士の略奪により困窮した百姓に雇われる形で集った7人の侍が、身分差による軋轢を乗り越えながら協力して野武士の一団と戦う物語。(引用元: Wikipedia)

感想・評価

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時代劇映画ランキングでの感想・評価

世界映画史に燦然と輝く日本時代劇の金字塔

敗戦による連合国占領下にあった日本がようやく独立を取り戻したばかりの昭和29年、世界の映画史に燦然と輝くこれほどの名作が作られたことに日本人として嬉しく、感銘を受けます。当時の娯楽映画として圧倒的人気を得ていた外国の西部劇に決してひけを取らず、日本らしさを前面に出し、老若男女が理屈抜きで楽しめる徹底したエンターテインメント作品を撮る、という監督・黒澤明の強い信念が大きな実を結ばせたのでしょう。

戦国時代を舞台に、入念な時代考証によってそれまでの時代劇と一線を画すリアルな演出が試みられ、生まれる以前のクラシック作でありながら大きな衝撃を受け、私の執筆作品に多大な影響を及ぼしました。クライマックスとなる雨の決戦シーンは、マルチカメラシステムを導入した絶妙な編集によってモノクロ映画なのに凄まじい迫力。単純なメロディーを力強く繰り返す早坂文雄の音楽は、この娯楽大作にぴったりとマッチしています。

七人の侍の中では、やっぱり宮口精二演じるクールな剣豪・久蔵がイチオシ。HDリマスターか4Kデジタル修復で映像だけでなく、少し聴き取りにくい音声をもっとクリアにしてくれれば言うことないんだけどなぁ〜。

瀧津 孝

作家・日本史激動期研究家

瀧津 孝さん (男性・60代以上)

1位(100点)の評価

面白い邦画ランキングでの感想・評価

やっぱり外せない黒澤作品

やっぱり、黒澤明監督作品は外せません。どれか1本と言われれば、これまた、やっぱり『七人の侍』になってしまいますね。

村を襲う盗賊から守ってもらうため、農民たちが浪人を雇うことになり…という物語は、もう言わずもがなでしょう。
7人のキャラクターの面白さ、ロケとオープン・セットを駆使したダイナミックな映像など、黒澤作品の醍醐味いっぱいの作品です。

セルジオ・レオーネ監督からスティーブン・スピルバーグ監督まで、この作品を下敷きに、あるいはオマージュを捧げた映画は多々。そういう意味でも見ておくべき作品だと言えそうです。

萩尾 瞳

映画評論家、ミュージカル評論家

萩尾 瞳さん (女性)

4位(70点)の評価

歴史を変えた名作

言わずと知れた歴史的名作ですが、アクションシーンを敢えて望遠カメラで撮影したり、複数のシナリオライターを起用してストーリー展開に広がりを持たすなど、内容だけでなくシナリオや演出の面でも斬新な手法を駆使して制作された、映画作りの手法全体を変えた大傑作です。

もへみちゃん

もへみちゃんさん(男性・60代以上)

1位(100点)の評価

納得の代表作! 大迫力の立ち回りシーン

おそらく最も有名で世界的にも人気の高い作品。50年以上昔の作品なのに、現代を生きるわたしたちが見ても明快でおもしろく、まっすぐと心に響く作品です。作品終盤、立ち回りのシーンはとにかく派手でかっこよく、大迫力。
しっとりとした邦画よりも、どちらかというとハリウッド映画などの派手な洋画が好きな人におすすめです。

みやこ

みやこさん(女性)

5位(75点)の評価

時代劇映画ランキングでの感想・評価

今も世界で愛される不朽の名作

やっぱりこれは挙げざるを得ないんですよねえ。世界中の有名映画監督に多大な影響を与え、今でも映画に必要なものが全て詰まっているとも言われる黒澤明監督による大傑作。逆に仲間を集めて悪に立ち向かっていく作品はどれだけこの作品から離れられるかという目で見てしまうところもあります。

はいとーん

はいとーんさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

時代劇映画ランキングでの感想・評価

現代に通ずる「集団ヒーロー」の雛形

これはもう説明の必要もない。世界の映画監督でこの作品に影響を受けていない人は恐らく居ないだろう。日本でも特撮の戦隊シリーズやアニメにおける集団ヒーローものは沢山生まれてきたが、その源泉は正にここにあると言って良い。兎に角個性豊かな七人の侍が農村の村人達を救うために結集し、野武士と戦うという王道中の王道を往く時代劇。しかもただ七人の侍達が戦うのではなく、野武士と戦うために村人達を鍛え上げ、地形を利用した策を練ったり、丁寧な敵情視察をしたりするなど細やかな作戦の持って行き方も素晴らしい。そして何より三船敏郎演じる三枚目キャラの菊千代、彼の存在がより一層物語を盛り上げてくれる。兎に角日本人ならもうマストで見るべき古典的名作である。

キョウジ

キョウジさん(男性・30代)

3位(75点)の評価

完璧なフォーマット

もはや世界的な名作であり、日本に限らず世界でもリメイク・オマージュされています。
個性的な主人公たちが仲間を集め、力を蓄えながら大きな悪に立ち向かうという構造を持った物語は、このフォーマットの影響を逃れられないのではないかとさえ言われます。

はいとーん

はいとーんさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

国内外に多大な影響を与えた名作

国内外で大ヒットし、クロサワの名を世界に知らしめた名作中の名作です。各国の映画監督にも影響を与え、「七人もの」の映画が数多く作られた事でも有名ですね。生まれる前に作られた映画なので、TVでしか見た事が無いですが、時代を超えて今見ても面白いです。

ブラックサンダー

ブラックサンダーさん(男性)

1位(100点)の評価

面白い

この作品を観るまで、黒澤明監督の作品は観たことがありませんでした。モノクロだし古くて難しそうな感じがしてなんとなく敬遠していたのですが、予想外に面白かったです。難しすぎるということもなく、登場人物の七人の侍たちも一人ひとり魅力的でとても良い作品でした。この作品のおかげで他の黒澤監督の作品も観てみようという気持ちになりました。

きなこ

きなこさん(女性)

1位(100点)の評価

ホントに面白い作品

U-NEXTであ、仕事で疲れてた時にソファーで横になりながら最初は見てつまらなかったら寝落ちしようと思って見始めましたが、、、最終的にまったく眠れずに見れました。いまだにイメージに残ってるのが東女人物の設定描写がすごくよかったと今でも思っております、賛否両論はあると思いますが、三組の男女の絡みは個人的にはあんまり意味を感じなかったような感じはしました、でも火の中へ飛び込むシーンはちょっと...切ないていうか虚しいていうか...そういう感じでした…でも自分はこの映画で昔のDVDも借りることも増えたし。ホントに面白い作品だともうから一位にしました!!

XPEN

XPENさん(男性)

1位(100点)の評価

黒澤映画と言えば

黒澤明監督の代名詞、名刺代わりの作品として全世界が認めた作品だと思います。あらすじは、盗賊から村を守るために雇われた侍が戦うと言う分かり易いシナリオですがハリウッドの巨匠たちに多大な影響を与えた素晴らしい作品だと思いました。

osyk

osykさん(男性)

1位(100点)の評価

長い、けど面白い。

知り合いに勧められて初めて見た黒澤明監督の映画です。とにかく、長かったです。最後まで見れるかと思いましたが、面白くて見れました。侍や百姓の話で、人間の感情がすごく表現されていて、見ていて迫力がありました。

めろん

めろんさん(女性)

1位(100点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

格闘技を見るようなワクワク感があります。

登場人物が生き生きとしていて、貧しいながらに幸福だった時代だったのではないかと思います。
格闘技の団体戦のようなワクワク感があって、終始楽しめました。
監督が黒沢明という事で、期待して見ましたが、期待以上でした。

ベスパ

ベスパさん(男性・50代)

1位(100点)の評価

三船を世界に知らしめた作品

世界中に知られ、人気のある唯一の作品と言っても過言では無い日本映画。荒くれ者に立ち向かう侍たちの苦悩と美学が欧米の若者をも惹きつけ、特に三船の存在感が圧巻。

しょうこ

しょうこさん(女性・50代)

1位(100点)の評価

実は農民の話

あえて最終決戦前に有能な部下を失う展開にさせることにより緊張感が増すつくり。どんなにリメイクが作られようともイマイチ物足りなさを感じてしまうのは菊千代的な人物が出ていないからだと思います。

ゆうぞう

ゆうぞうさん(男性・50代)

2位(95点)の評価

登場人物が個性豊かなので。

登場人物が個性豊かなので、鑑賞していてかなり楽しかったです。今は個性的な登場人物が多い漫画やアニメは数多くありますが、その先駆者的な映画であると思います。あまりにもいい映画なので、すぐに2回目を見ました。

ゆうま

ゆうまさん(男性・50代)

1位(100点)の評価

侍映画ランキングでの感想・評価

名作

作られてから66年経っていますが、今観ても黒沢映画の名作の一つだと思います。三船敏郎と志村喬のアクションシーンを複数のカメラで撮影した場面は秀逸。ハリウッドに多大な影響を与えてリメイクされたのも納得です。

JS

JSさん(男性・50代)

1位(100点)の評価

侍映画ランキングでの感想・評価

文句なしの活劇!

格調の高さ、作り込まれた台本、隙のない演出、お手本のようなカメラワーク。どれを取っても超一級品。ストーリーも面白く、ハリウッドでも「荒野の七人」としてリメイクされた映画。三船敏郎も良いですが宮口精二に一票!

ぴらふ

ぴらふさん(男性・50代)

1位(100点)の評価

侍映画ランキングでの感想・評価

菊千代以外にもヒーロー多々の群像劇

これを選ばずして侍映画を語るなかれ!あの大雨の中の戦闘シーンの迫力だけでも特筆する物がある。主演は勿論菊千代の三船敏郎だが、勘兵衛役の志村喬以下7人全員の紹介も手抜きなく、クロサワの名を世界に知らしめた傑作。

禿オヤジ

禿オヤジさん

1位(100点)の評価

侍映画ランキングでの感想・評価

個性強烈な侍たちの痛快さ

侍のキャラクター描写が強烈で、チームを組んでほぼ無償で村を守るというストーリーが鑑賞者を楽しませてくれます。単に痛快な娯楽映画にとどまらず、人生を考えさせるような人間的なシーンも多く、「面白い映画」が備える多くの要素を盛り込まれています。

ロスト

ロストさん

1位(100点)の評価

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