日本国内だけにとどまらず、「世界のクロサワ」の愛称で世界にも認められている黒澤明監督。彼が手掛けた数々の作品はスリリングな映像表現に加え、人情の厚いものになっています。今回はそんな彼の監督作品のなかから何が人気なのかを明らかにするため、「黒澤明監督の人気映画ランキング」をみんなの投票で決定します。『羅生門』(1951)や、『生きる』(1952)、『七人の侍』(1954)、『隠し砦の三悪人』(1958)、そして『乱』(1985)など名作がずらりとあるなか、あなたがおすすめしたい作品を教えてください!
最終更新日: 2020/12/31
このお題は投票により総合ランキングが決定
妥協を許さない演出や、ダイナミックな映像表現で有名な映画監督「黒澤明」。1952年公開の『生きる』をはじめ、激動の戦国時代を描いた『七人の侍』(1954年)、娯楽活劇時代劇『隠し砦の三悪人』(1958年)、戦国武将の生涯を描いた『乱』(1985年)など、合計30本もの映画を世に生み出してきました。1993年に30作目となる感動ヒューマンドラマ『まあだだよ』を公開し、その5年後に惜しまれつつ死去。亡くなった年、日本はもとより世界に影響を与えた作品を残したとして、映画監督で初めて国民栄誉賞を受賞しました!
1950年公開の作品『羅生門』で、アカデミー賞やヴェネツィア国際映画祭といった名誉ある海外の映画祭で数々の賞を受賞した黒澤明。その後も多くの作品が世界中で評価され、「世界のクロサワ」と呼ばれるまでになりました。『スター・ウォーズ』で知られるジョージ・ルーカス監督や、『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラ監督など、ほかにも多くの有名監督たちに影響を与えたレジェンドです。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
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1位七人の侍
2位生きる(映画)
3位赤ひげ
4位羅生門
5位用心棒
1位七人の侍
2位生きる(映画)
3位赤ひげ
4位羅生門
5位用心棒
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人間の生きざまと生まれ変わり、人生とは何かを問う作品
黒澤監督作品の中では断トツで好きです。わかりやすくてシナリオが面白い。監督の撮影手法とか素晴らしい点はたくさんあるのですが、やはり1番はシナリオ。主人公の生きざまに感動、というか関心、共感したという方が近いかもしれません。主人公のラストシーンが心に強く残る作品です。
奥深い作品!
随分昔の作品ですが、普遍的なストーリーなので今現在、令和の時代に観ても全く色褪せない作品だと思います。
印象深いシーンは、有名ですが夜の公園で一人悲しげにブランコをこいでるシーンです。
毎日同じことの繰り返しで、つまらない人生を送ってる主人公に、どこか共感するものがあります。
生きるということは、色々な見方があるんだなと、感じさせる作品です。
しんみりと心に響く「ゴンドラの唄」
シンプルなタイトルで、ずばりそのまま生きるとはどういうことなのか、を問いかける映画です。
静かに雪の降る公園の中で、志村喬(主演)がぶらんこを漕ぎながら「ゴンドラの唄」を歌うシーンがとても有名です。かすれた声とやさしい旋律、白黒フィルムに映える雪の白さが非常に印象的で、おもわず涙が浮かびます。
切なくなりますがよくできている映画
ミュージカル化もされた「生きる」は人間の普遍的なテーマであり、いつ見ても面白い。
何かに対して情熱が冷めることや飽きが来る事、現実と向き合う瞬間などヒューマニズムに欠かせない。
むなしい一時停止の役割を担う放蕩や現実逃避。切なくなりますがよくできている映画です。
働くことの価値を考えさせられる映画
1952年の映画なのに、現在の働き方改革にも通づるストーリーがあり、人生、とくに働くことへの価値観が変わる。主人公が死を意識しだして生き方をかえていく様は、今のコロナ禍で死を意識する私たちにも、年齢関係なく共感できるポイントが多い。
主人公の魅力と心温まるストーリー
主人公の、今でいうツンデレっぷりが面白い、あったかい作品で好きです。黒澤監督の作品はみんなそうですが、登場人物一人ひとりが本当にイキイキとしていて、端役だけ見ていっても本当に面白くて飽きないです。この作品だと患者が麻酔なしで手術されてのたうち回るところとか、リアルな描写が多く、細部まで見どころ満載です。
「医者」にできることとは? 職業倫理を超えて人と人の愛情に触れる物語
患者さんのために一生懸命向き合い、治療をしてくれる、ひとりのお医者さんのお話です。
若いときに医者を志していた経験があるため、自分の夢や理想を思い出して非常に胸に響きました。夢や理想や愛情だけでは人を助けることができないかもしれないけれど、そんな現実を知って猶、人を助けたいと思うことの尊さや大切さを学びました。
熱く情熱的に描きあげられた山本周五郎の名作
この作品も三船の圧倒的な存在感で成り立っているが、人のどうしようもない弱さや切なさも繊細に描かれていて、単なる荒くれ者のストーリーではない所が印象的。貧困と無知が人を狂わせ病を生む事に対する、冷たい社会への怒りが熱く語られている。
出演者の演技力を最大限発揮させた作品です。
偉大な監督の下で、演技者がその力を発揮した時、どれだけの名作が出来上がるかを証明した映画です。特に頭師佳孝さんと二木てるみさんの洗い場での演技は、撮影スタッフも泣いてしまったというほどの見事さです。
白黒なのに、カラー映画に決して負けない大迫力の演出!
はじめて見た黒澤作品で、非常に思い入れがあります。
原作は芥川龍之介の『羅生門』と『藪の中』で、ストーリーのほとんどはタイトルになっている羅生門よりむしろ藪の中をメインに据えています。原作を先に読んでいたため、このふたつを合わせるとこういう演出になるんだ!という新鮮な驚きがありました。
羅生門に降る豪雨のシーンは大迫力で、引き込まれます。白黒映画で、雨をはっきりと映すために、水に墨汁を混ぜて降らせたという噂もあります。
他にも見上げた太陽の日差しの強さや、京マチ子の高笑いの演技など、カラー映画に慣れきった現代人でもはっと息を呑むほどの大迫力のシーンが盛りだくさんです。
不穏で美しい空気感
サイレント映画でモノクロだけど、圧倒的な力で最後までみせてくれる作品だと思います。羅生門のしたでうごめく人間たちの不穏な空気感と、不穏な中にある映像の美しさがたまりません。コントラストが強いモノクロの世界は、時にカラー映画よりも雄弁かもしれないと思わせてくれます。
黒澤と三船をスターダムに押し上げた佳作
戦後まもない頃とは思えぬ、エネルギーに満ち溢れた作品。ある出来事をそれぞれの登場人物の視点で描き直してストーリーを紡いでゆくので、複雑ながらもインパクトが強い。
人間をみる作品
人間というのはということをリアルに描かれていて、赤裸々に本質を問い詰めているのではないでしょうか。黒澤ワールドの本質というか、本気度をみさせてもらえたような気がします。昔の作品でもここまで撮れるのかと内容のこさに圧巻です。
日本映画を世界に広めた
当時、日本映画は世界にまだ知られていなかったが、この作品をきっかけの世界に知らしめることができた。役者の演技が、感情の入ったリアルな演技で、見ているものを引き付けている。
頭と身体を巧みに使って活躍する用心棒にシビれる。
無頼漢の浪人がやってきて、用心棒として雇われ、頭と身体を使って活躍し、この街の諍いを見事に抑えてみせる、という胸のすくようなストーリーが好きです。決闘の相手がたとえ銃をもっていても、ひるまず刀で立ち向かい、巧みにやっつけてしまうシーンが圧巻。三船敏郎が演じると、絶対になんとかしてくれる安心感が半端ないです。
白黒映画の面白さを教えてくれました
白黒映画はそれだけで面白くないと思ってしまい、ほとんど見ていませんでしたが、この映画で白黒映画でも面白いものがあるということが分かりました。また、それだからこその迫力と言える内容で、この映画から白黒だからと敬遠せずに他のものも見るようになりました。
ドライ感あふれた時代劇です。
アクション映画に新たな空気を吹き込んだ作品です。弱い人間に容赦ない場面が多く、少し違和感を感じますが、アクションの爽快感は楽しめます。三船さんの「みんな刺身にしてやる」というセリフには笑ってしまいます。
三船敏郎さんがとても素晴らしいので。
三船敏郎さんが素晴らしいと親の世代から聞いていましたが、この映画の凛々しい三船敏郎さんを見て納得しました。殺陣が鮮やかでカッコイイですし、現在人のヤワな顔と違い、たくましい感じのお顔だちが時代を感じました。
野性味ある登場人物とテンポの良さ
三船敏郎が演じる主人公、真壁六郎太が野生的でとにかくかっこいいから。脇にいる太平と又七もいい味を出してます。ヒロインの雪姫も、ただおしとやかなだけでなく、自分で運命を切り開いて行動する女性で、とても好感が持てます。ストーリーも展開のテンポがよくて、ワクワクさせてくれます。
掛け合いが面白い
二人の掛け合いがテンポよかったと思いました。見いってしまうポイントのようにも感じました。それに全体的にもダイナミックで、スゴいと感じさせてくれる物語でした。三船さんの豪快さも魅力的でしたし、他にはない映画のように思います。
演出
現代の映画との比較となるのですが、演出の全てが近代の監督と違います。一例を挙げると、クライマックスの長篠の戦いが、拍子抜けな程あっさり終わってしまいます。ですが、今作は信玄公亡き後の武田軍の物語ではなく、哀れな影武者の話です。テーマの演出に不要なシーンは尽くカットする。そんな潔い手法は近年の作品には見られません。見栄えよりも、物語の一貫性にこだわった良作に間違いありません。
武田信玄の影武者
鉄砲で打たれて命を落とした武田信玄の影武者として生きた男の物語。
自分ではない人間として生きることの凄まじさ、ましてや武田信玄となればそれはもう一筋縄にいくはずもない。
映像の再現性が素晴らしいです。一気に入り込みました。
仲代達矢の演技が素晴らしかったです
武田信玄の影武者を描いた作品で、その時代であればそのようなことがあっても不思議ではないと思わせてくれました。その武田信玄を演じた仲代達矢が特に素晴らしく、約3時間という長さも全く気にならない名作だと思います。
居合い
七人の侍と並び世界中で愛される名作「用心棒」の続編。
黒澤明は時代劇における殺陣をそれまでのチャンバラ的なものからリアルなものに変えた人物とも言われ、この作品においてそれが顕著なのが最後の三船敏郎と仲代達矢の立ち合い。
見ごたえあります。
居合がすごい!
『用心棒』の続編で、主人公は(恐らく)同じ「三十郎」ですが、このシリーズはそれまでのいわゆる「チャンバラ」とは一線を画したリアルな殺陣が魅力で、特にラストの居合いは動き自体はシンプルながらも迫力があって素晴らしく、インパクトがあります。
若い侍とのやり取りが楽しいです。
加山雄三さん始め、当時の東宝の若手スターたちが、三船敏郎さんを尊敬していたと思われます。ラストの物凄い殺陣の後、若い侍が頭を下げる場面は三船さんの演技に頭を下げているように感じられます。
牡丹色の煙
時代劇が有名な黒澤明ですが、現代劇も多い。
現代と言ってももう何十年も前の現代ですが、この作品の見せ場は何と言っても終盤の「牡丹色の煙」が上がるシーン。
モノクロ映画においてこのシーンだけ着色されているのも印象的で、まあ、今の時代では色々とありえないかなと思うことも多いのですが、そうしたところも含めてある意味黒澤映画全体が時代劇とも言えるのかも。
緊張感と、犯人の人間描写
色々ある黒澤監督作品の中で、妙に印象に残っているのが、後半に出てくる犯人の凄みでした。ネタバレになってしまうかもしれないので多くは書けませんが、人間を深く見ている監督だったんだな、ということ、それからそれを作品として表現できる凄さもまた感じました。ただの誘拐系作品ではない面白さがあります。
山崎努さんの演技に注目です。
内容にはいろいろ批判があるようですが、犯人役の山崎努さんの金網越しの叫びは本当に圧倒されます。山崎さんのアドリブだそうですが、それを引き出した黒澤監督も素晴らしかったです。
ストーリーも雰囲気も良かったです。
昭和の初期を知らない私は、興味深くその時代を味わえた良い映画でした。成功者の意外な悩みなど、面白く表現されていて、終始食い入るように鑑賞していました。自分の立場を捨てて悪を懲らしめるストーリーも気分が良かったです。
問いかけ
余計な演出が少ないためかテーマ性を分からせる作品に思えます。視聴者を雰囲気に飲ませる様な演出ではなく、合戦や馬が駆けるシーンを通して、監督が訴えかけている様に見えます。醜い人のエゴはこんな惨劇を生むのだ。それを分かっているのか?そう問われた様に感じます。
今は絶対に撮れないような戦闘シーン
今では絶対に撮る事ができないような、すごい乱闘シーンに圧巻です。当時の技術を盛り込んで、撮り方などを工夫して見せるのではなく、魅せているといった映画の手法にただただ素晴らしいの一言に尽きます。これを見たら黒澤ワールドのすごさが理解できるはずです。
洋の東西を問わず惹きつける、和洋折衷で奇想天外なストーリー
シェイクスピアと武士の物語からヒントを得たという、一見水と油のような世界観ながらも、家督相続で揉める兄弟の確執は洋の東西を問わず、永遠のテーマなのではと思わせ興味深かった。80年代を代表する作品。
若いヤクザと中年医師
貧乏な中年医師が、若いヤクザと出会い、結核の病に侵されているのを知りなんとか治療を試みるものの、
だんだん追い詰められていき、やがて命が尽きる。人間味あふれるキャラクターで雰囲気のある映画です。
何より三船敏郎がかっこいい。
飽きさせないオムニバスものです
黒澤明監督自身が見た夢を物語にしたという触れ込みの映画です。全8話で構成されるオムニバスもので、それぞれの話に繋がりはなく、小説で言えば短編集といった形で楽しめます。どれも見応えのある出来で、最後まで全く飽きることなく鑑賞できます。
どこか不安げで美しい、独特の空気感
短編映画をひとつに集めた、いわゆるオムニバス映画です。タイトルの通り、黒澤監督が見た夢がモチーフになっている、とのことです。
そのためか、どこか現実感の稀薄な、不安げな空気感が全体に漂っていますが、それがとってもアンニュイで魅力的です。ストーリーがとびきり面白い、というよりは、ひとつひとつのシーンもがとても「画になる」作品です。
晩年
物語の展開の起伏がなく、影武者や乱に比べれば物足りないように見えます。しかし、現代の日本を見れば明白な様に、あのような、教え子達が老後に訪ねてくれるのは、夢の様な話です。これが理想の晩年なんだよ、とお歳をめされた巨匠が、最後に望んだ願いが本作ではないかと感じます。
原作が好き
世間ではあまり認知度がないかもしれないですが、原作の作品が芥川賞作品で、映画版でもすばらしいです。戦争の知らない世代にも、作品を通して戦争について考えてもらうことができる、素晴らしい作品だと思います。
荒くれ者が登場しない、淡々とした日常生活が描かれた黒澤らしからぬ佳作
野武士や侍の乱闘というイメージのある黒澤ワールドにおいて、とある作家の日常生活や学生との交流が静かなトーンで淡々と描かれるのは珍しい。けれどむしろそこが新鮮で、繊細な描写の中に潜んだ情熱が愛おしく思える佳作。
完璧なフォーマット
もはや世界的な名作であり、日本に限らず世界でもリメイク・オマージュされています。
個性的な主人公たちが仲間を集め、力を蓄えながら大きな悪に立ち向かうという構造を持った物語は、このフォーマットの影響を逃れられないのではないかとさえ言われます。
ホントに面白い作品
U-NEXTであ、仕事で疲れてた時にソファーで横になりながら最初は見てつまらなかったら寝落ちしようと思って見始めましたが、、、最終的にまったく眠れずに見れました。いまだにイメージに残ってるのが東女人物の設定描写がすごくよかったと今でも思っております、賛否両論はあると思いますが、三組の男女の絡みは個人的にはあんまり意味を感じなかったような感じはしました、でも火の中へ飛び込むシーンはちょっと...切ないていうか虚しいていうか...そういう感じでした…でも自分はこの映画で昔のDVDも借りることも増えたし。ホントに面白い作品だともうから一位にしました!!
三船を世界に知らしめた作品
世界中に知られ、人気のある唯一の作品と言っても過言では無い日本映画。荒くれ者に立ち向かう侍たちの苦悩と美学が欧米の若者をも惹きつけ、特に三船の存在感が圧巻。
面白い
この作品を観るまで、黒澤明監督の作品は観たことがありませんでした。モノクロだし古くて難しそうな感じがしてなんとなく敬遠していたのですが、予想外に面白かったです。難しすぎるということもなく、登場人物の七人の侍たちも一人ひとり魅力的でとても良い作品でした。この作品のおかげで他の黒澤監督の作品も観てみようという気持ちになりました。
納得の代表作! 大迫力の立ち回りシーン
おそらく最も有名で世界的にも人気の高い作品。50年以上昔の作品なのに、現代を生きるわたしたちが見ても明快でおもしろく、まっすぐと心に響く作品です。作品終盤、立ち回りのシーンはとにかく派手でかっこよく、大迫力。
しっとりとした邦画よりも、どちらかというとハリウッド映画などの派手な洋画が好きな人におすすめです。
歴史を変えた名作
言わずと知れた歴史的名作ですが、アクションシーンを敢えて望遠カメラで撮影したり、複数のシナリオライターを起用してストーリー展開に広がりを持たすなど、内容だけでなくシナリオや演出の面でも斬新な手法を駆使して制作された、映画作りの手法全体を変えた大傑作です。
国内外に多大な影響を与えた名作
国内外で大ヒットし、クロサワの名を世界に知らしめた名作中の名作です。各国の映画監督にも影響を与え、「七人もの」の映画が数多く作られた事でも有名ですね。生まれる前に作られた映画なので、TVでしか見た事が無いですが、時代を超えて今見ても面白いです。
黒澤映画と言えば
黒澤明監督の代名詞、名刺代わりの作品として全世界が認めた作品だと思います。あらすじは、盗賊から村を守るために雇われた侍が戦うと言う分かり易いシナリオですがハリウッドの巨匠たちに多大な影響を与えた素晴らしい作品だと思いました。
長い、けど面白い。
知り合いに勧められて初めて見た黒澤明監督の映画です。とにかく、長かったです。最後まで見れるかと思いましたが、面白くて見れました。侍や百姓の話で、人間の感情がすごく表現されていて、見ていて迫力がありました。
登場人物が個性豊かなので。
登場人物が個性豊かなので、鑑賞していてかなり楽しかったです。今は個性的な登場人物が多い漫画やアニメは数多くありますが、その先駆者的な映画であると思います。あまりにもいい映画なので、すぐに2回目を見ました。
日本でも世界でも有名
世界でははじめあまり評価されなかったが、日本国内の人気の高まりにより、世界でも徐々に評価されるようになった。今までの日本映画になかった、型にはまった演技をやめて、リアルさを追求したところが良いと思う。
実は農民の話
あえて最終決戦前に有能な部下を失う展開にさせることにより緊張感が増すつくり。どんなにリメイクが作られようともイマイチ物足りなさを感じてしまうのは菊千代的な人物が出ていないからだと思います。
娯楽映画の原点とも言えるアイデアの塊
この作品に多くの作品が影響を受けたため、逆に今見ると「このシーン、違う作品で見たことある」というシーンが多数あるくらい面白いアイデアが詰まった作品で、黒澤明作品の最高傑作だと思います。
傑作です。
戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた作品。黒澤明監督による日本映画の傑作で好きなので選びました。
キャラが魅力的だ。
出てくるキャラが魅力的でいい。力を合わせて悪と戦っていくところがとてもいい。志村さんの演技がかなり好きかな。
映画人の凄さが見られます。
66年前日本映画に奇跡が起きました。こんな作品が人間の力で作られることに感銘を受けました。