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頭と身体を巧みに使って活躍する用心棒にシビれる。
無頼漢の浪人がやってきて、用心棒として雇われ、頭と身体を使って活躍し、この街の諍いを見事に抑えてみせる、という胸のすくようなストーリーが好きです。決闘の相手がたとえ銃をもっていても、ひるまず刀で立ち向かい、巧みにやっつけてしまうシーンが圧巻。三船敏郎が演じると、絶対になんとかしてくれる安心感が半端ないです。
不穏で美しい空気感
サイレント映画でモノクロだけど、圧倒的な力で最後までみせてくれる作品だと思います。羅生門のしたでうごめく人間たちの不穏な空気感と、不穏な中にある映像の美しさがたまりません。コントラストが強いモノクロの世界は、時にカラー映画よりも雄弁かもしれないと思わせてくれます。
野性味ある登場人物とテンポの良さ
三船敏郎が演じる主人公、真壁六郎太が野生的でとにかくかっこいいから。脇にいる太平と又七もいい味を出してます。ヒロインの雪姫も、ただおしとやかなだけでなく、自分で運命を切り開いて行動する女性で、とても好感が持てます。ストーリーも展開のテンポがよくて、ワクワクさせてくれます。