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2位蹴りたい背中

引用元: Amazon
『蹴りたい背中』(けりたいせなか)は綿矢りさによる中編小説である。初出は『文藝』2003年(平成15年)秋季号。同年8月に河出書房新社から単行本が刊行され、金原ひとみの『蛇にピアス』と共に同年下半期の第130回芥川龍之介賞を受賞した。 周囲に溶け込むことが出来ない陸上部の高校1年生・初実(ハツ)と、アイドルおたくで同級生の男の子・にな川との交流を描いた青春小説。「蹴りたい背中」は一般に「愛着と苛立ちが入り交じって蹴りたくなる彼(にな川)の背中」を指すものと推測されている。 2007年(平成19年)9月17日に日本テレビ系で放送された『あらすじで楽しむ世界名作劇場』にて初めてドラマ化された。
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色々な価値観があると考えさせられる
あてもなく渋谷をふらつく19才の主人公がクラブで知り合った男の影響で舌にピアスを空け、人体改造にのめり込んでいく中で、主人公を取り巻く環境がどんどん変わっていき、気がついたらあっという間に読み終えていました。
正直、私は主人公の考え方や行動には全く共感できませんでしたが、いろんな考え方や価値観があると考えさせられました。
全体的にすさんでいてる印象ですが、どこか純粋さがある不思議なお話でした。
とても面白かったです。