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ジョニー・ナンマイダーさんの「NHK朝ドラランキング」

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更新日: 2023/12/05

ジョニー・ナンマイダー

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ランキング結果

1おしん(1983年)

おしん(1983年)

引用元: Amazon

放送年1983年~1984年
放送局NHK
脚本橋田壽賀子
メインキャスト小林綾子(谷村しん)、田中裕子(谷村しん)、乙羽信子(田倉しん)、伊東四朗(谷村作造)、泉ピン子(谷村ふじ)、東てる美(八代加代)、渡瀬恒彦(高倉浩太)、赤木春恵(神山ひさ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttps://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/90000/367673.html

リアルな庶民の近代史

2ちゅらさん

ちゅらさん

引用元: Amazon

放送年2001年
放送局NHK
脚本岡田惠和
メインキャスト国仲涼子(上村恵里)、堺正章(古波蔵恵文)、田中好子(古波蔵勝子)、ゴリ(古波蔵恵尚)、山田孝之(古波蔵恵達)、菅野美穂(城ノ内真理亜)、余貴美子(柴田容子)、平良とみ(古波蔵ハナ)ほか
主題歌・挿入歌Best Friend / Kiroro
公式サイトhttps://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=asadora64

爽やかで心洗われたらそれでいいノカ― ^^)

第1話はただのヒロインの家族紹介みたいだったですが、第2話、民宿をやっているヒロインの家に来た、親子連れ。一見何の変哲もない母と子供でしたが、実は長男が余命いくばくもない不治の病、といきなり緊張が走り、同時にヒロインの家族や沖縄のふんわり優しいムードも引き立ちましたね。
うまい!

続編がいくつも作られた人気作なのも納得です。
堺正章のお父さん、田中裕子のお母さんという、ほんわか、のんびりした家庭、童顔で好感の持てるヒロイン。これだけでなごめるいいムードなのですが、それだけでは例えば、子猫がコロリン、と転ぶ面白動画や熱帯魚が泳いでるだけの環境ビデオみたいで、ちょっとは面白くてもじきにすぐ飽きますが、前述の不治の病の子供を抱えた家族、みたいにいいタイミング、バランスで、事件や少し問題のありそうなキャラクターが登場し、刺激を与えドラマ世界全体をピリリと引き締めます。
この甘辛加減が絶妙です。

意地悪くツッコミどころを探せばいくらでも上げられますが、とにかく朝さわやかなドラマを見て、いい気分で一日を迎えたい、という「朝ドラ」本来のコンセプトとしては最高に近い完成度ではないでしょうか。

2純と愛(ドラマ)

純と愛(ドラマ)

引用元: Amazon

放送年2012年
放送局NHK
脚本遊川和彦
メインキャスト夏菜(狩野純→待田純)、風間俊介(待田愛)、森下愛子(狩野晴海)、速水もこみち(狩野正)、城田優(水野安和)ほか
主題歌・挿入歌いちばん近くに / HY
公式サイトhttps://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=asadora87

今一歩!…の超意欲作

悪食派で、余りにも評判が悪いんで、例えば「スチュワーデス物語」を笑う為に見る、みたいにどんなにひどいのかを楽しみに見ましたw。

…流石「家政婦のミタ」「女王の教室」の脚本家遊川和彦さんで、朝ドラらしからぬエキセントリックな展開満載です。コンセプトも「朝ドラ破壊」だそうです。いいのか、湯川さんは本当にやるぞw。

ヒロインの夢は「来た人みんなを笑顔にする魔法の様なホテル」を作る事で、これは「朝ドラ」チックなテーマですが、その後が…。
まず、ヒロインがちょっとした事ですぐ上司にかみついたり、内心のナレーションとか、けたたましくうるさいですね。
彼氏の「愛(いとし)」君は人の心が読める超能力者…おいおいw。ほかの登場人物もエキセントリックな人ばかりです。

その辺目をつぶっても、ヒロイン、奮闘して、サクセスストーリードラマにありがちな、敵対する人の協力もあって、実家のホテル奪回とか地域の旅館再生とか、成功しそうになるのですが…。
あと一歩、という所で、無残にその願いは叩き壊されます。

当然ヒロインはどん底まで落ち込みますが、「何となく」立ち直ります。
ここが素晴らしいと思いました。我々の夢や願いはそんなに簡単に達成できるものでしょうか。そんなにドラマチックに立ち直れるものでしょうか。
それでも人は夢を追わずにはいられません。このドラマは、ドラマの中で成功したからと言って、何もせずに何かを達成したつもりにさせる物ではなく、本当に戦う人にエールを送っているのです。

鬱展開もありますが、民放的な過激でにぎやかな展開で楽しめます。ストレートな「感動」としては、結婚を反対されお金のないろう夫婦のスタートを祝福したいと、1円もお金をかけずにヒロインの勤めている一流ホテルで結婚式を上げさせたエピソードなど泣けます。

…大傑作の予感すらしましたが、終盤流石の不評が応えたのか、ただ重く暗く、最終回もすっきりしないのが残念でした。
 役者さんたちはみんな熱演で良かったです。

2あすか(ドラマ)

あすか(ドラマ)

引用元: Amazon

放送年1999年~2000年
放送局NHK
脚本鈴木聡
メインキャスト竹内結子(宮本あすか/速田あすか)、藤木直人(速田俊作)、藤岡弘(宮本禄太郎)、紺野美沙子(宮本京子)、名取裕子(綾瀬ひろこ/藤吉ひろこ)、有馬稲子(藤吉志乃)、梅沢富美男(藤吉玉治郎)ほか
主題歌・挿入歌大島ミチル
公式サイトhttps://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=asadora61

はんなりムードのくせ者

ヒロインの子供時代が少し長すぎたかなあ、と。子供はかわいいでちょ、みたいな展開が延々続き、気の短い人はここで離脱するでしょう。案外伏線になっているのですが。
ヒロインが成長して奈良に帰ってからも、実家の和菓子屋はコメディータッチでのんびりしていて、継続して見ている人も微温ムードになれたでしょう。
しかし、この後父との和菓子三本勝負や、店が傾いたり、子供時代からいとこで幼なじみの舞と因縁があったり、白熱していきます。
感心したのは「朝ドラ」恒例?のバカ長男役の梅沢富美男のキャラ。「ちむどんどん」や「ちゅらさん」の家に迷惑をかける長男は、バカなだけで心はピュアですが、梅沢さんは歳もいってて腹黒く、最後までイラつかせてくれますw。
主演の竹内結子さん! 実はよく知らなかったですが、素晴らしい美しさ! 職人になる為にショートになった初々しさ、一時菓子と縁を切り生活に疲れた一時の母になった中年主婦、菓子職人に復帰し家の為に奮闘するとみるみる精悍にキレイになっていくのは魔術的でした。

何本か「朝ドラ」を見て大体最初の5話くらいが勝負で、ここで良作か否か決まると思いましたが、本作は尻上がりに盛り上がりました。

3ファイト

ファイト

引用元: Amazon

放送年2005年
放送局NHK
脚本橋部敦子
メインキャスト本仮屋ユイカ(木戸優)、緒形直人(木戸啓太)、酒井法子(木戸亜沙子)、渡辺徹(黒木修二)、川原亜矢子(駒田琴子)、瀬川亮(品川太郎)、児玉清(駒田隆行)、三浦春馬(岡部聖也)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttps://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010521_00000

本仮屋ユイカがかわいければそれでいいノカー

ズバリ言えば、「つまらなかった」。すいません。悪評高い「ちむどんどん」との対比を言えば、あちらは色々余計な事をしてくれて「悪い」という感じ。こちらは、余り叩く人はいなさそうだが、特に何もなかったかなあと。
何もなくもなく、要は家の事や学校の友人関係で悩んだヒロインが、旅館でのアルバイトや愛馬みたいな競走馬と触れ合って、自分の生き方をつかむ話だけど…。
イジメとかシビアな問題を扱う「中学生日記」、あれを半年かけてダラダラやった感じと言えばわかるだろうか。

シビアなヒロインの家庭の毒消しか、もう一つの舞台と言える母の友人の実家の旅館。こちらはやたら歌いたがる由紀さおりのオカミ以下、完全なコメディータッチ。こちらも色々な人間ドラマがあるのだが、ほとんどヒロインの問題と関係ないやんけー、と思たw。

まあこの頃の本仮屋ユイカさんだけは、芸能人臭くなく、すっきり綺麗でかわいいです。その本仮屋さんがしみじみ自分探しをします。誰も叩けません。そういうものです。

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