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一寸太郎さんの「バレエ漫画ランキング」

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更新日: 2021/01/12

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ランキング結果

1絢爛たるグランドセーヌ

絢爛たるグランドセーヌ

引用元: Amazon

作者Cuvie
ジャンル女性漫画
出版社秋田書店
連載チャンピオンRED(2013年9月号~)

本格派

クラシックバレエ研究家でもあるCuvie(キュービー)さんの作品ということもあって、本格派のバレエ漫画です。がっちり取材している感が作品の細部からも伝わってきます。

ちょうどバレエ漫画にハマっていた時期に試し読みをしてみて、あまりの面白さにどハマりしました。バレエ漫画は女性が中心ということで、こういったらなんですが女の戦いというか、ドロドロした感じになるのかなと思っていたらそうでもなく。主人公の爽やかな性格も関係あるのかもしれません。そんなわけで、とても読みやすくもあります。

何より主人公の奏がどんどんバレエにはまっていく様は本当に楽しそうで、読者のこちらまで楽しくなってきます。途方もない才能がガンガン突き進んでいきライバルたちを蹴散らしていく展開も面白いですが、この作品のように主人公が考え抜いて工夫しながら成長していくストーリーもよき!

連載雑誌がチャンピオンREDという少しマイナーなところということもあって知名度はあまり高くありませんが、文句なしに面白いです!めちゃくちゃおすすめ!性別年齢関係なく楽しめます。

男子が主人公

中学生男子が主人公の作品です。自分も男ということもあってか、ほかのバレエ漫画と比べても感情移入がしやすかったです。男らしくいなきゃ、けどバレエは好きだからやりたい…!そんな主人公の葛藤に読者も一緒に苦しみながら、バレエの楽しさ、熱さも共有できるようなそんな漫画です。こんな青春を送ってみたかった、一つのことに打ち込んでみたかった、読み終わったあとはそんな風に思ってしまいます。

表紙からもわかるように作品から伝わる熱量はすごいものがあります!少年漫画的な面白さがありますが、作者が女性のジョージ朝倉先生ということもあってかキャラクターの心理描写は細やか。さすがは大御所といったら上から目線で申しわけないですが、やはり安定感があります。

きっかけ

バレエ漫画に興味を持ったきっかけの作品です!姉がたまたまこの作品を持っていて、借りて読んでみたらどっぷりハマってしまいました。バレエの経験もない自分がハマるとは思っていませんでした。まず画のとっつきやすさがあったんだと思います。作者の曽田先生はcapetaや、め組の大吾など少年誌の作品も多数描いていて、ジャンプを購読していた自分にとって違和感なく作品に入っていけました。あと画から伝わる熱量がとてつもなかったです!

ストーリーはとてつもない才能を持った荒削りの天才が、成長していくという内容なのですが、スポ根の要素が色濃く出ていて手に汗握るという表現がぴったりです。刑務所の囚人を相手にバレエを見せるという展開の凄さにも仰天させられました。

ちなみにバレエを知らない人でもわかりやすく説明してくれているので問題ないです。少年漫画好きの自分も楽しめたので、男性でも問題なく物語に惹きつけられるのではないでしょうか。

4SWAN

SWAN

引用元: Amazon

作者有吉京子
ジャンル少女漫画
出版社集英社
連載週刊マーガレット(第1部 1976年47号〜1979年23号、1979年27号〜1980年20号)(第2部 1980年40号〜1981年20号)

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