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知識を得られて面白い
課長島耕作は、電気屋さんの社員です。島耕作は、最初は小売店から始まり、だんだんと企画開発事務仕事の方へ異動していきます。昔日本の電化製品の会社が世界で一番と思われていた時代の、景気の良い時代の話です。まだ中国の技術は上がってはおらず、製造の工場があったころのです。だからこそ、今読むと、こんな時代だったんだ、と思い返すことができます。だって、あの頃は、今のように電化製品の会社が、廃れるなんて、思われていなかったのですから。課長島耕作は、女性によくもてて、皆から可愛がられる人間性をしています。ただ、彼の周りにいる人たちは、働いている人からしたら、リアルな人物像が描かれています。会社勤めをしていたら、こんな嫌な人いるいる、というような共感する人物も出てくることで、リアリティが出て、面白く感じます。
こんな人実際いないけど、いたらいいよね
「私の周りにいる人の幸せが、私自身の幸せです」というキャッチコピーで有名な本作は、昔草なぎ剛さんの初めてのドラマ主人公の作品として、高視聴率をマークしました。ですが、そのあまりの出来に、たくさんの読者だけではなく、作者の方も衝撃を与えたドラマの原作です。ドラマだけ見たことがある方もいるかもしれませんが、ドラマと漫画は、まったくの別物です。
いいひと。の主人公は、会社勤めの中で、なんでも誠実にこなそうとします。嘘も嫌いだし、おべっかも使いません。そのような人ですが、漫画だからという訳ではありませんが、えらい人に気に入られたり、ものすごくラッキーなことが起こったり、必ず物事がうまくいきます。実際には、そんなにうまくいかないよ、と思いますが、漫画だから、と思って、面白く読むことができます。
男のロマン
サラリーマン金太郎は、カリスマ性を持つ男が、有名会社の重役に気に入られてある会社に入社し、立ちはだかる仕事の困難を乗り越えて、出世していったり、時には挫折したりをする話です。その中で、素敵な女性との恋愛模様や、男の友情等も描かれています。主人公がとにかく魅力的で、多くを語りませんが、やるときはやる、行動で示す格好いい人間です。その魅力で、周りの人を巻き込んで、会社のピンチを何度も救います。読んでいてスカッとした気持ちになるところが面白いです。また、話も冗長な部分もありますし、キャラクターが似ていて見分けがつきにくいところもありますが、それも含めて、味があり、まったく気になりません。