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頼れる不動の山
蛭魔の無茶ぶりにも最後まで信じて付き従う女房役だ。
絵柄がなぜか一人だけコメディタッチだが、愚直な壁役に妙に似合う。
気は優しくて力持ちの典型みたいだが、蛭魔に地獄の底まで付いていくだけの魔性が性格の奥にある。
魔性が表に出たときの迫力が頼もしい。
泥門チームの正統派頭脳
蛭魔の奇策とは対照的に正統派の分析でチームを頭脳面でサポートする。
蛭魔の計算高い本能と情報分析の姉崎の頭脳がミスマッチから始まって、妙に噛み合い、奇跡へ繋がる。
仲間に見せられない先が見通せてしまう者同士、蛭魔との弱みを分け合える貴重なキャラクターだ。
盲信してくれる仲間も大事だが、こういうのが一人欲しいキャラ。
いじまれっこが覚醒する王道キャラ
スポ根ものは、気が弱い子が才能に気づき成長するのが王道。
この作品では王道を演じるのが小早川瀬那だ。
天性の脚力でアメフトを始め、肉体的な弱さや従来の性格の弱さで挫折しつつも、ライバルと出会うことで自分で歩き始める。
チームの成長のバローメータ的なキャラだ。
主人公の永遠のライバル
小早川瀬那は攻撃の主役だが、主役を輝かせる守備のライバル筆頭が進清十郎だ。
チーム数だけ守備陣のライバルが出るが、成長を一番高めてくれる「勝ちたいという闘志」を掻き立ててくれるのがこの男。
登場時は馬力、スピード、頭脳と完璧超人だったが、瀬那と同じく努力の人として描かれる。
現実では難しい、努力すればどこまでも成長するという漫画の醍醐味を体現している。
勝利のために悪魔との契約も踏み倒す男
卑怯、姑息、狡い、勝利の為なら何でもする男だ。
しかし、それは勝つためへのあがきであって死ぬ気で体を鍛えても、なお足りないものを求めるからだ。
死ぬ気で鍛えるのは当り前であって、それは決して見せない。
騙されたと思っても皆が付いてくるのは、それが分かるからだろう。
ギャンブルはサイコロを振る本人がビビっては、ベットを積み上げるのに他人は協力してくれない。
内心の動揺を見せず、乾坤一擲の勝機を待てる作品一番のメンタルの強さがカッコいい。