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3位精霊の守り人(小説)
引用元: Amazon
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
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老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
和製大河ファンタジーの金字塔!
作者である栗本薫が亡くなられてしまったため未完となった本作ですが、1979年という年代にはじまったこともあり、近年では多く見ることもできる日本人作家による壮大な架空の世界を背景としたファンタジーのはしりとも言えるものではないでしょうか。
三つの大国を主な舞台として、それぞれの国に生きる人々が生々しく描かれながら、時として魔術師やモンスターのようなファンタジー色の強いものや、超科学的なものも登場し、様々な謎にも引き込まれる物語でした。
開始当初から100巻で完結されると謳われておりその壮大さに驚いたものですが、いざ100巻に到達してみると全く完結せず、まだまだ先があるという展開になったのも栗本薫という大作家らしさでした。