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間尺に合わないことばかり
祖母、母・子と三代渡った、史実にも基づいた話を元に書かれた小説だが、祖母の時代に、特に、あまりにも酷い仕打ちなどが出てきて悲惨な部分があったが、子の時代に溜飲が下がる部分もあり、内容に引き込まれ、今まで知らなかったことも多く、非常にためになった。
ケラーから目が離せない
とにかくケラーが素敵。殺しの技に隙がない。しかも、ジョークも効いていて、やることなすことスマート。切手のことがメインになっているが、蒐集に興味がなくても、話が面白く、引き込まれてしまう。ジュリアとのやりとりもオシャレ。
かっこ良すぎる
マルティン・ベックシリーズは、全てが面白いので、どれも遜色なくかっこいい。これも、また、マルティン・ベックが、素敵に、最後は警官殺しを解決するが、ミステリーということだけでなく、スウェーデンの社会問題なども同時に描かれていて、全部のシリーズが繋がっているので、全てを読んだ時に、さらなる満足感が得られる。
クルト・ヴァランダーシリーズ初
クルト・ヴァランダー刑事のルーツがわかる。ヴァランダーが実はオベラが好きで、マネージャーになろうとしたことがあるなど、過去のことも描かれていて、事件の解決だけでなく、仲間との関係も興味深い。ヴァランダーのダメダメ加減がこれでもかと出てくるので、時には苦笑しながら楽しめた。