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1位大人は判ってくれない(映画)
引用元: Amazon
制作年 | 1959年 |
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上映時間 | 99分 |
監督 | フランソワ・トリュフォー |
メインキャスト | ジャン=ピエール・レオ(アントワーヌ・ドワネル)、パトリック・オーフェー(ルネ・ビジェー)、アルベール・レミー(ジュリアン)、クレール・モーリエ(ジルベルト) |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
2位アンダルシアの犬
引用元: Amazon
『アンダルシアの犬』(フランス語: Un Chien Andalou)は、ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリによる1928年に製作され1929年に公開されたフランスの映画である。
天才としか言いようがない
不思議、不思議の連続です。
ルイス・ブニュエルや画家のダリが、夢に見た内容を映像化したそうです。凡人なら見て終わるだけの夢が、コミカルで謎めいた映画になってしまうとは、感嘆するばかり。
冒頭の目を切るシーンは非常に衝撃的で、思わず悲鳴をあげました…。あの時代に、あれだけ生々しい映像を作る技術があったことにも驚きです。
ダリの絵画や彼の風貌が、映像化されたような奇妙な作品でした。
3位彼は秘密の女ともだち
引用元: Amazon
『彼は秘密の女ともだち』(かれはひみつのおんなともだち、Une nouvelle amie)は、2014年のフランスのドラマ映画(英語版)。 妻の死をきっかけに、自らの性自認が女性であることに気付いていく男性の姿を、亡き妻の親友の視点から描く。
オゾンにしか描けない世界
女として生きたい元男性と、彼と相思相愛になる女性との恋のお話。困惑しながらも、自分の信念を貫く2人の強さに心が熱くなりました。
クラブで『あなたとともに』という曲を聴くシーンがあるのですが、まさにヴィルジニアの心情を表す歌詞で、この作品に大きなスパイスを与えてくれていて、涙がこぼれました。
オゾン監督らしい、彼にしか描けない難解な表現もありますが、前向きな気持ちにさせてくれる作品でした。
4位ロシュフォールの恋人たち
引用元: Amazon
制作年 | 1967年 |
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上映時間 | 127分 |
監督 | ジャック・ドゥミ |
メインキャスト | カトリーヌ・ドヌーヴ(デルフィーヌ)、フランソワーズ・ドルレアック(ソランジュ)、ジーン・ケリー(アンディ・ミラー)、ジョージ・チャキリス(エチエンヌ)、ジャック・ペラン(マクサンス)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
すこぶるハッピー!
『シェルブールの雨傘』と、どちらが好きかと比べられることも多いですが、個人的には鑑賞中にずっと幸せな気持ちでいさせてくれる今作の方が好きです。
もちろんシェルブール同様に、ドゥミとミシェル・ルグランの音楽のタッグは最高で、財布のひもが固い私でさえサントラを買ったほど。
全ての主要人物が幸せになってくれて、現代の日本の片隅でこの映画を見ている私もハッピーになりました。ああ、また観たい!
嗚呼、プチ=ルイ…。
パトリス・ルコントの作品の中では、さほど知名度はないかもしれませんが、彼の作品の中で一番好きです。
主人公のプチ=ルイの純粋さと献身を見ていると胸が痛くなり、どうしても彼を応援したくなってしまうのです。屈折した恋愛観は他のルコント作品と同じなのですが、プチ=ルイの存在の影響で、この作品が好きなんだろうと思います。
プチ=ルイが恋したマリオン。彼女がプチ=ルイを選んでくれていれば、
あんなラストはなかったのになぁ…と悔やまれてなりません。映画なんですけどね…(苦笑)
まさにヌーヴェルヴァーグ!
1950年代の映画とは思えない斬新な撮影法や、洒落たカット割りは、まさに新しい波。そう、ヌーヴェルバーグです。
現代のフランス映画ほど難解ではないものの、鑑賞者に答えを委ねるような印象的なラストシーンなどは、哲学的で一筋縄では済まないフランス映画の基礎になったのではないかと思いました。
主人公アントワーヌは、まるで自分の幼少時代のように感じられ、終始ドキドキワクワクし、大人へ反発したい気持ちになりました。もう大人ですけど(笑)