みんなの投票で「フランス映画人気ランキング」を決定!毎年横浜で“フランス映画祭”が開催されるほど、日本でも愛されている「フランス映画」。おしゃれな風景や世界観、独特の雰囲気が特徴で、恋愛ものからコメディ系までさまざまです。リュック・ベッソン監督の大人気作『レオン』(1994年)をはじめ、女優・パリジェンヌのかわいいファッションが楽しめる『アメリ』(2001年)、日本でも大ヒットを記録した『最強のふたり』(2011年)など、数々の人気作がラインアップ。不朽の名作から現在上映中の最新作まで投票OK!あなたのおすすめ作品を教えてください!
最終更新日: 2021/01/06
このお題は投票により総合ランキングが決定
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おしゃれな世界観に、独特の雰囲気とテンポでストーリーが展開されていく「フランス映画」。いっけん、難解な作品が多いイメージのフランス映画ですが、時代を超えて愛される恋愛映画の名作から、コメディー要素満載の人気作、女優・パリジェンヌが身にまとうレトロかわいい衣装・ファッションが楽しめる作品までさまざまです。
フランス映画の有名作品には、12歳の少女×凄腕の殺し屋の交流を描いたリュック・ベッソン監督作『レオン』(1994年)をはじめ、不器用な女の子の大人気ファンタジックラブストーリー『アメリ』(2001年)や、日本でも大ヒットした『最強のふたり』(2011年)、カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを受賞した話題作『アデル、ブルーは熱い色』(2013年)などが挙げられます。
映画というメディアが誕生したのは、19世紀後半のフランス。''映画の父''と称される映画の発明者・リュミエール兄弟が、1985年に制作した『ラ・シオタ駅への列車の到着』が世界ではじめて公開された映画作品といわれています。その後、実験的に''映画''という新しい形で作品を発表する監督が増え、さまざまな映画技術が編み出されることに。1908年からは「映画を芸術に高める」動きが活性化し、作り手の美学や哲学が濃厚に盛り込まれた作品が多く生まれ、フランス独自の発展を遂げてきました。
本ランキングでは、「フランスが制作元になっている映画作品」が投票対象です。人気フランス映画『最強のふたり』や『アメリ』などの作品はもちろんのこと、『レオン』といった他国との合同作品にも投票OK。あなたがおすすめ作品を教えてください。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
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1位最強のふたり
2位アメリ
3位レオン(1994年)
4位アデル、ブルーは熱い色
5位タイピスト!
1位最強のふたり
2位アメリ
3位レオン(1994年)
4位アデル、ブルーは熱い色
5位タイピスト!
条件による絞り込み:なし
サイケデリック
アメリがひたすらかわいい。サイケデリックな色合いの中で、サイケデリックな人たちの、サイケデリックな日常が、ただ黒い枠で切り取られただけ。意味わかんないけど、すごくわかる。アメリがかわいい…
余談ですが、PCでDVDを見ているときに猫がキーボードに乗ってしまって、アパートの1室の1秒をリピートし続けました。色合いと音が相待って頭がおかしくなるかと思った。
他の映画には出せない雰囲気を持った作品
この映画のもつ不思議な雰囲気が本当に大好きです。他の映画にはない、ストーリーの進め方であり、特に大好きなのが、メインではないキャラクターをリズムよくテンポに乗せて紹介していくシーンです。一度観たら深くハマってしまう作品であり、主人公の女性の愛嬌も観ていて楽しい!
フランス映画初心者におすすめ
フランス映画初心者にはアメリ。ユニークでロマンチックなストーリーと、魅力的な主人公アメリにのめり込んでしまいます。フランスらしいカラフルな色使で、どのシーンもアート作品のよう。何度も見返したくなる映画です。
初めてのフランス映画におすすめ!
アメリカの映画とは一味違うストーリー構成と、2000年代のパリのおしゃれさを余すことなく詰め込んだ作品。内気で自分の世界をもった女の子が、人の幸せのために動いていきます。自分は、人とはすこし変わったところがあるなと思う10代後半~20代の女の子なら必見です。
描写
全体的な描写がとても好きだった。特に人物の描かれ方がベスト。一位と同様にパリの描かれ方とか人物の設定や演技などもかなり良く、見てよかったと強く感じた記憶がある。ただし、演技については若干一位のほうが良かったかもしれない。
年の差がある2人のピュアな恋愛
昔から大好きな作品で、主人公2人が不器用ながらも心を通わせていく様子に感動しました。フランス映画は眠いイメージですが、この映画はストーリーもキャラの魅力も分かりやすく、初心者でも充分楽しめる内容です。
孤独な2人の愛の日々
レオンとマチルダ。
孤独だった2人が初めて愛を知り、生きる喜びを知った日々。
「1人にはしないよ」
レオンとマチルダの別れのシーンに号泣。
初めて観た時は色々と衝撃的でした。
孤独感
マチルダにとってのレオンも、レオンにとってのマチルダもいない。それぞれが歪んでいるけども、揺るがない純粋さが澄みすぎてつらい。2つのシャボン玉が1つに溶け合わさってゆくのを見ているようだった。ナタリーがかわいい…
引用元: Amazon
制作年 | 2013年 |
---|---|
上映時間 | 179分 |
監督 | アブデラティフ・ケシシュ |
製作 | アデル・エグザルコプロス、ヴァンサン・マラヴァル、プラヒム・シウア |
メインキャスト | アデル・エグザルコプロス(アデル)、レア・セドゥ(エマ)、サリム・ケシゥシュ(サミール)、モナ・ヴァルラヴェン(リーズ)、ジェレミー・ラユルト(トマ)ほか |
公式サイト | http://adele-blue.com/ |
攻めに攻めた映画
女性同士の恋愛を描いた作品で、過激な性行為シーンが何度も出てきます。このシーンが非常に映画の枠ギリギリを攻めていて衝撃的です。しかし全く不快になることがなく、エロティックな美しさが非常に上手く表現されている作品だと思います。ストーリーも胸が熱くなるような展開で、フランス映画らしいエンドになっていると思います。唯一無二の美しい作品です。
美を描くレズビアン
日本ではまだまだ馴染みのないレズビアンを取り扱った映画。ゆっくりと流れていく二人の女性の関係は美しい他何物でもない。二人の美しさに加え、アートという他の芸術や人間関係に濁りが入る関係はストーリーを格段に面白くしていく。
衣装が可愛い
女の子がタイピストとして活躍していくストーリーですが、とにかく出てくる衣装が全て可愛いです。フランスのその時代にタイムトリップしたような気分になれます。ストーリーも仕事を頑張る話なので、見ると元気がでます。
主人公のローズの衣装が可愛いです。
主人公のローズの衣装がレトロで可愛くて、パッケージで選んで見ました。タイプライターの早打ち大会で優勝を目指す姿が、洋服やキャラが可愛い彼女とはイメージが違い、決心した思い出突き進んでいく姿がかっこいいと思いました。上司であり、怖いコーチでもあるルイとの恋仲にも可愛らしく表現されていました。ローズは女性として憧れの存在です。
胸に響く歌声
自分以外の家族はみんな聴覚障害者。家族の通訳を一手に引き受ける女子高生ポーラ。
自分の青春を犠牲にし、家族のために生きているようなポーラ。
それに対して何だか身勝手な両親だなぁと思いながら鑑賞。
しかしポーラのオーディションのシーンで号泣。
ポーラが歌ったのは旅立つ思いが込められた曲「青春の翼」。
途中から手話を交えながら歌うポーラ。
その途端、耳の聞こえない家族にポーラのあふれる思いと歌声が伝わります。
そして胸に響くポーラの歌声の素晴らしさ!
夢に向かい旅立とうとする娘、それを見送る家族の姿に涙する感動作です。
家族の絆
自分も家族の親と同じ境遇だからか、感情移入してしまった。
ところどころコメディー風でかなり笑えた。
家族のために手話で歌う姿に感動したし、ラスト、彼女の独り立ちを見送るのが良かった。
最強の歌姫の誕生
主人公ポーラは聾唖者の両親と弟と暮らす高校生だ。家族で唯一耳が聞こえる健常者として父の営む牧場の仕事と母のチーズ販売を手伝っているがある日歌を歌う喜びと出会う。そしてその才能は認められパリの音楽学校への切符を掴みかけるがあるが、家族を置いていくことにためらいがないはずがない。そんな女の子の夢と家族への想いを確固たる価値観で描く素晴らしい作品だ。こんなに泣いたフランス映画は初めてだった。
美しい悲恋
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の悲恋を描いたミュージカル。
彼女の美しさやパステル調の映像美と恋愛のもの悲しさのギャップが物語に惹かれていく要因。
50年以上前の作品だけどいつ見ても素敵な映画です。
オシャレの国のアリス MEETS ツイン・ピークス
ヌーヴェルヴァーグの中でも長尺映画ばかり作っている鬼才ジャック・リヴェットが3時間かけて不思議の国のアリスたる物語を紡いでみせた。
魔性の女の子を追った女の子が、建物に眠る謎に取り込まれていくという内容。パリの街並みをオシャレな服きて縦横無尽に徘徊する少女が可愛すぎるのですが、突然『ツイン・ピークス』的超展開を迎えるトンデモ映画です。
まさにヌーヴェルヴァーグ!
1950年代の映画とは思えない斬新な撮影法や、洒落たカット割りは、まさに新しい波。そう、ヌーヴェルバーグです。
現代のフランス映画ほど難解ではないものの、鑑賞者に答えを委ねるような印象的なラストシーンなどは、哲学的で一筋縄では済まないフランス映画の基礎になったのではないかと思いました。
主人公アントワーヌは、まるで自分の幼少時代のように感じられ、終始ドキドキワクワクし、大人へ反発したい気持ちになりました。もう大人ですけど(笑)
親に咎められた少年の心
何をしようとも家でも学校でも大人に怒られ人生に絶望を感じ一人で生きていくことを決める少年。幼いながらにそんな決断ができる少年にあっぱれと思う一方、子供が考えていることをなかなか分かってあげられない親や教師という立場にやるせなくなる。
すこぶるハッピー!
『シェルブールの雨傘』と、どちらが好きかと比べられることも多いですが、個人的には鑑賞中にずっと幸せな気持ちでいさせてくれる今作の方が好きです。
もちろんシェルブール同様に、ドゥミとミシェル・ルグランの音楽のタッグは最高で、財布のひもが固い私でさえサントラを買ったほど。
全ての主要人物が幸せになってくれて、現代の日本の片隅でこの映画を見ている私もハッピーになりました。ああ、また観たい!
フランス映画の金字塔
フランス映画史だけではなく、20世紀の映画史における超名作。3時間を超える大作ですが、今観ても全く飽きる事なく、ただただ映像に釘付けにされる愛と悲劇の物語。ドイツ占領下のフランスで製作されたことを思うと、胸に熱いものがこみ上げてきます。
バンリューを知る
フランス映画における《バンリュー》ものに傑作が多い。
《バンリュー》とは主にパリ郊外の貧しい人が暮らす集合住宅地を示す言葉。最近では『レ・ミゼラブル』のパワフルな作劇が話題となりましたが、その原点と言える作品が『憎しみ』だ。
ドライでクールな白黒世界で描かれるスタイリッシュな暴力は、観る者の心を鷲掴みにし、フランス社会が持つバンリュー問題に関心を抱くことでしょう。
少数派の若者
団地の仲間3人組の助け合いながら生き抜いていく姿はたくましい。3人の若い年頃の青年を時には子供として時には大人として取り扱いながらパリ郊外の移民問題を赤裸々に映し出した美しい作品。当時どれだけ危険な街であったか思い知らされる。
オゾンにしか描けない世界
女として生きたい元男性と、彼と相思相愛になる女性との恋のお話。困惑しながらも、自分の信念を貫く2人の強さに心が熱くなりました。
クラブで『あなたとともに』という曲を聴くシーンがあるのですが、まさにヴィルジニアの心情を表す歌詞で、この作品に大きなスパイスを与えてくれていて、涙がこぼれました。
オゾン監督らしい、彼にしか描けない難解な表現もありますが、前向きな気持ちにさせてくれる作品でした。
自分らしさとは何だろう
主役のロマン・デュリスの女装姿が新鮮で、面白い。今まで異性だと思っていた知り合いが変化していくのは、それを受け止める側にも覚悟と勇気が必要なのだと考えさせられる。けれど、どんなに趣向や性的思考が変わってもその人はその人。自分を偽ることなく、自分らしさを表現することはやっぱり素晴らしいと思った。
音楽好きには見てほしい1本です。
高校生の時に見ました。問題児ばかりのクラスで音楽教師の教えでコーラスを始めて、問題児が更生されていく姿に感動を覚えました。劇中の彼らが歌う歌もウィーン少年合唱団のような美しい歌声です。ソロで歌う少年は実際にプロ合唱団として活躍していますので、見応えがあります。
演技
俳優や女優の演技がよかったが、シナリオは一位や二位より良くなかった。ただし、狂気などの描写がかなり良かったため、全体的にはいい映画だったと強く感じた。結局は監督のアイデアだということを学ぶことができた。
カラフル!!!
思い上がったときと、自分の愚かさに絶望したときに見ようと心に刻んだ。天才だって人間なんだ。フランス映画のじっとり感のない、でもどこかしめっぽさを感じさせる作品。母を演じるヘレナは、やっぱり最高の女優だった。
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二人の演技が絶妙
身体障害を持つ大富豪フェリップと貧困街に暮らす青年ドリスの友情の物語でるこの映画の素晴らしいのは、何よりも主役二人のやり取りが観ていてとても微笑ましいことです。警察とのカーチェイスシーン、フィリップの誕生日シーン、夜の街を散歩するシーン……二人きりのシーンが様々なバリエーションで展開され、徐々に心の距離を狭めていく彼らに私もまた惹かれました。さらに言えば、出演陣の演技が神がかるほどに自然で凄いと感じました。特にドリス役のオマール・シーとフィリップ役のフランソワ・クリュゼの演技は絶妙の一言に尽きます。オマール・シーは、ドリスの持つ二面性──いつもは他人を笑わせるためにユーモアのある冗談を言ったり、軽快なステップを踏んでいるけれど、自分の大切な人が悲しそうなときは一緒になって悲しむ──を上手く表現しています。フランソワ・クリュゼも身体を動かせないフィリップの感情の機微を表情と口調だけで完全に表現していました。この二人の素晴らしい演技によって、ただの「身分違いの友情」というような陳腐な主題から抜け出して、「人間と人間の交流」というかなり普遍的で哲学的な主題の映画になりました。それでも面白く、何度も見返せるのは、洗練された演出と映像によるものでしょうか。
偏見も同情もいらない
前科持ちで常識はずれで乱暴だけどハートの熱い青年と首から下が麻痺してしまった富豪のひねくれたおじいちゃんの実話を基にしたストーリー。
青年の一見不快感を与えてしまいそうな発言から、気を使うことは相手を傷つけたり偏見の元になってしまうということを学べる。
偏見も同情も捨てて一人の人間として互いを見たことで最強のふたりになったんだと思う。
男同士の友情に笑いと涙あり!
やるきのない青年と、体が不自由な男性の出会いが、思いもかけな友情が生み出されます。交わらなかったはずの階級を見せつけられる場面や、フランスの抱える問題点などにも触れつつ、男の熱い友情のヒューマンドラマです。
立場は違えど愛おしい友情の物語
スラム街在住の移民が下半身不随でパリの大富豪介護士に雇われる。そんな嘘のような実話をもとにした作品。介護士を演じたオマール・シーのチャーミングな笑顔にノックアウト。大富豪の哀憐漂う表情と笑い転げる笑顔も、楽しむ事でやり過ごすことしかできなかった貧しい移民のポールだからこそ引き出せた。愛おしい男の友情を堪能できる。
役者陣の演技力の凄さ
この映画は、実話を基にしていて内容も非常に良い作品なのですが、一番魅力的なのは、役者陣の演技力の凄さです。圧巻の演技で、演技を演技だと全く感じさせず、この映画自体がドキュメンタリーでリアルなのではないかと思い込んでしまいそうになります。心がほっこりすることに加えて、演技の奥深さを学べる映画だと思います。
生きる世界が異なる二人の熱い友情
貧困に苦しみんながらもひょうきんでどこか愛らしい黒人青年と障害を抱え生きることに絶望した大富豪。全く共通点のない二人がお互いの環境や価値観を超えて友情を育んでいく姿がとても印象的でした。映画を見終わったあと明日への希望が湧いてくる作品です。
へっぽこコンビ
お金持ちの年寄りと貧乏な若者との不釣り合いに見える関係がなんだかんだフィットしていておもしろい。これまで関わることのなかった人層と関わることで見えてくる新たな世界は多くの視聴者の視野を広げてくれること間違いない。
じいちゃん最高
人生の最後の旅をする2人の旅の話ですが、とにかく笑いあり、涙ありのストーリーで、人生のよさをじんわり感じさせてくれるようなお話です。主演の2人の組み合わせがよくマッチしており、見ていて気持ちがいいです。