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少女漫画っぽいキャラクター性が可愛らしい
主張の強いキャラクター達が目白押しの作品の中で、どちらかというとおとなし目で控え目気味なキャラクターなんですが、本人が卑屈さなどは持ち合わせていない「嫌味のない引っ込み思案ないい子」という雰囲気が好きでした。
好きな相手がいながらも、自分の想いよりも他の人を優先させて世話を焼いたりしてしまう姿は、不器用で、でも愛らしさのあるものでした。
現実だと損する要素が多そうな子ですが、幸せそうに笑う彼女の表情を見ることが出来てほっとした思い出があります。
明るくへらへらとしたお調子者と見せかけて……
正直最初のうちはそんなに興味の持てないキャラクターでした。
猿っぽいビジュアルが可愛いけど、主人公の実果子と比べてあまり一生懸命に何かをやろうという気概が見えなくて、ごくごく普通のあの年頃の男の子という感じで見ていました。
カブを贈られてのリアクションもそりゃ嬉しいでしょうけど……え、そんああっさり貰う?とちょっとひいてしまった覚えがあります。
ですが、彼が自身の将来や、自分と違う実果子の将来について真剣に向き合い始めたあたりですごくカッコよく感じて大好きになりました。
ハデだけど弱い、振れ幅の多い不安定さ
ビジュアルがかなりインパクトが強かったですね。芸術学園であれだけハイブランドで固めているキャラクターって結構浮いていそうだな~と思ったのを覚えています。
もっと悪女っぽいキャラクターかと思いきや、とっても素直に自分の感情を表す彼女のピュアな姿は非常に印象的で、実果子が自分の卑屈さと対比させるシーンは非常に感情移入してしまいました。
彼女のピュアさは恋愛に対しても発揮されていて、それゆえに見ていて非常にハラハhラさせられる場面も多かったのですが、いい女になっていく彼女を見るのは嬉しかったです。
終盤で登場したダークホース
彼が登場したのは物語の本当に終盤ではあったのですが、非常に印象に残っています。
進路について真剣に考えなければならなくなったレギュラーキャラクター達と、少し違った視点で物事を語る先輩的な立ち位置なのですが、先輩的発言をしている分には嫌味のないくせのないキャラクターだなと思っていたのですが、案外ぶち込まれてくる要素のインパクトが強くて、終盤登場とは思えないほど心に刻まれてしまいました。
ビジュアルがカッコいいのもやっぱり強いです。
ご近所のよき指導者
結構自由奔放そうな学校であるヤザガクにおいて、意外と常識人であり芯の強い先生で見ていて頼もしいです。
一件口うるさくきの強そうなおばちゃん先生!みたいな雰囲気のキャラクターなのですが、とてもいい先生だなと感じます。
フリマという学校外の活動にも顔を出してくれたうえで、ガミガミ言うだけではなく抑えるべきポイントをそっと諫めるように伝えたり、きちんと次へのやる気に繋がる指導をしてくれる良い先生だなと感じるので好きなキャラクターです。