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みみみさんの「金原ひとみの書籍ランキング」

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更新日: 2020/10/31

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ランキング結果

1マザーズ(小説)

マザーズ(小説)

引用元: Amazon

同じ保育園に子どもを預ける作家のユカ、モデルの五月、専業主婦の涼子。先の見えない育児に疲れ切り、冷めてゆく一方の夫との関係に焦燥感を抱いた母親たちは、それぞれに追い詰められてゆくが……。子どもへの愛情と憎しみに引き裂かれる自我。身も心も蝕む疲労、そして将来への深い不安――。不倫、虐待、流産などのタブーにあえて切り込み、女性性の混沌を鮮烈に描く話題作。

母親の苦悩

まず、金原ひとみさんの作品で母親目線の話が珍しくそれだけでも惹かれました。金原さんご自身も母親になったこともあり言葉一つ一つがより深く感じられ揺すぶられます。
私自身も独身の時に一読し好きな書籍になりましたが、母親になった時また読み直しさらに好きになりました。
我が子がもう少し大きく成長したら、また読み直したいと思い今から楽しみです。その時にはまた違った感想を抱けると確信しています。

2蛇にピアス(小説)

蛇にピアス(小説)

引用元: Amazon

『蛇にピアス』(へびにピアス)は、日本の小説家・金原ひとみの小説であり、当人のデビュー作である。第27回すばる文学賞を受賞した。綿矢りさの『蹴りたい背中』とともに、第130回芥川龍之介賞を受賞した。 2008年9月20日、作者本人の意向を受けて蜷川幸雄監督による映画が公開された。

デビュー作

金原ひとみさんのデビュー作 映画化された作品として思い入れの深い書籍です。
まだ若い金原さんの言葉たちに何度読み返しても心揺すられます。良い意味でも悪い意味でもデビュー作らしい作品。

3アッシュベイビー

アッシュベイビー

引用元: Amazon

アッシュベイビーとは金原ひとみの小説である。集英社から2004年に刊行した。芥川賞を受賞した蛇にピアスに続く第二作目となる作品。 表紙の写真はハンス・ベルメールの球体関節人形である。 生々しい描写でペドフィリアや同性愛者を描ききった作品。芥川賞の選考委員を務めた村上龍は『歪んでいるが、とても美しい』と評している。

the.金原ひとみ作品

どのページも尖っていて、どこを読んでも金原ひとみ臭がします。好き嫌いは別れると思いますが、私はこのどぎつい金原ひとみさんが大好きです。

オートフィクション?フィクション?

1回は作品として読み、2回目は金原ひとみさん自身の自伝として読み2度楽しめます。
歪んだリアルさに共感出来ない人もいるかもしれませんが、いざ「共感出来てしまった時」その時が来たらこれは大切な大切な1冊になるはず。

病的な美しさ

精神疾患を連想させる病的な美しさの全てが詰まっていると思います。
どんどん吸い込まれていき読者の精神状態までも狂わせる「言葉の力」を実感出来ます。

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