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たこたこさんの「感動小説ランキング」

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更新日: 2021/02/20

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ランキング結果

人情モノの傑作

プリズンホテルシリーズは全4作で、極道が宿泊するホテルを巡って、様々な登場人物の気持ちが交錯する群像劇。主人公の小説家は性格がとても悪く、母親にもきつく当たるような男で、同情できる書き方をされてはいません。そんな彼や母親に秘められた秘密が明らかになる展開には、先の流れを知っていても涙が止まらなくなる。主人公が交流する人々とのエピソードも面白く、主人公のクズっぷりが爽快さになることもあって、楽しい作品。

どんでん返しと悲しみと

本格ミステリ大賞にも選ばれ、飛ぶ鳥を落とす勢いの作品。作者は88歳。戦争経験者ならではの想いが作品に込められており、真相が明らかになったときには悲しみと怒りの涙が頬を伝いました。戦時下から戦後にかけても様子がしっかりと描かれ、そんな厳しい状況でも活き活きと生活する若者たちの群像劇としても読むことが出来ます。登場人物が個性的で楽しいからこそ、ラスト近辺で皆の道が分かれ始めるところでは、涙が止まらなくなります。

タイムスリップのすれちがい

映画化もされたタイムスリップ・ラブストーリー。巨大な時間の流れの中ですれちがいつづける愛情や恋情を読むにつけ、目頭が熱くなります。

ラノベと侮ることなかれ

2020年ライトノベルの中では一番の泣ける作品。人々と上手く意志疎通できない動物化してしまった主人公と、甲斐甲斐しく世話をするヒロインとの交流が泣かせます。

酒飲みの悲しい気持ち

酒飲みのバイブル。酒を飲む時間の嬉しさと悲しさが余すところなく描かれ、共感の涙が零れます。

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