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泰麒がかわいい。
先に挙げた「十二国記」シリーズの2作目です。こちらは小さな男の子が異世界に連れていかれるところから物語が始まります。自分の正体が異世界・十二国の王を選ぶ麒麟だという事実に戸惑ったり、望郷の念に苦しんだり、麒麟の意義について悩んだりしながら、麒麟としての役割を果たそうとする主人公・高里要の姿がとても健気で応援したくなります。
3位十二国記 魔性の子
引用元: Amazon
『十二国記』(じゅうにこくき)は、小野不由美の小説シリーズ。中国風異世界を舞台にしたファンタジー小説である。完結しておらず、シリーズは継続している。アニメやドラマCDなどのメディア展開も行っている。
異世界と人の関わり
これも「十二国記」シリーズの一つで人間界がメイン舞台になっている異色作です。ある高校で起こる怪事件を軸に描かれる群像劇でもあり、その中心には神隠しから帰ってきた少年の影があり、主人公の教育実習室は彼の謎を解こうとするのが主な物語です。異世界への移動は最後の最後にあるのですが、そこに至るまでに描かれる現世を厭いながら違う世界に憧れてしまう人間の悲哀が胸を揺さぶります。
陽子の成長物語に痺れます。
大河ファンタジーライトノベルにして異世界転移モノの金字塔といえば「十二国記」シリーズの第1作「月の影 影の海」をおすすめします。謎の男に導かれ、異世界に迷い込んだ、臆病な女子高生・陽子がさまざまな人々の悪意に触れ、人間不信に陥りながらも「人を信じること」や心の強さを確立していくストーリーはいつ読んでも胸が熱くなります。