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3位シーザー・アントニオ・ツェペリ
引用元: Amazon
登場作品 | ジョジョの奇妙な冒険 戦闘潮流(第2部) |
---|---|
声優 | 佐藤拓也 |
誕生日 | 5月13日 |
5位ブローノ・ブチャラティ
引用元: Amazon
登場作品 | ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(第5部) |
---|---|
声優 | 杉山紀彰、櫻井孝宏 |
誕生日 | 9月27日 |
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登場作品 | ジョジョの奇妙な冒険 戦闘潮流(第2部) |
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声優 | 佐藤拓也 |
誕生日 | 5月13日 |
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登場作品 | ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(第5部) |
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声優 | 杉山紀彰、櫻井孝宏 |
誕生日 | 9月27日 |
漫画至上最高の悪役
「激しい"喜び"はいらない……そのかわり深い"絶望"もない。"植物のような心"のような人生を……そんな"平穏な生活"こそわたしの目標だったのに……」「わたしは常に心の平穏を願って生きてる人間ということを説明しているのだよ……勝ち負けにこだわったり、頭をかかえるようなトラブルとか、夜も眠れないといった敵をつくらない……というのが、わたしの社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている……もっとも、闘ったとしても、わたしは負けんがね。」これらの台詞から分かるように、吉良吉影は通常の漫画における悪役の造形から逸脱しています。通常の悪役といえば、私利私欲にまみれ、不老不死を望む、強力な怪物といった感じですが、この男は平均的な体格と平均的な収入で、地元の町から出ようともしない、端から見れば上昇志向のない男です。しかし、「自分の爪の長さを記録する」「綺麗な手の女性を殺害して手を保管する」など異常な行動を陰で行っていたのでした。この奇行こそが彼の精神の救いであり、彼はそのための(彼にとってはささやかな)褒美としての行為に過ぎないのです。荒木飛呂彦はバブル期において既に、経済活動の限界として中層階級の精神の暗闇を見抜き、表面上ではなく内面的な怪物を作中で最強レベルのキャラクターに仕立て上げました。彼のスタンドの能力である爆弾も、表面上では危険性を見抜けないが、内には強大な破壊力を備えている点で、吉良吉影の性質に通じるところがあります。