1分でわかる「スタンド」
目に見える超能力、スタンド
荒木飛呂彦作の人気バトル漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(1987年~)シリーズの3部から登場するキャラクター固有の能力の一つ「スタンド」。ジョジョの作者荒木飛呂彦が、相手とのヒリヒリとした距離感を実現するため、超能力を絵によって具現化したいと考え誕生しました。ちなみに物語の中では、時を止めるスタンド「ザ・ワールド」や正確性やパワーに優れた「スタープラチナ」、最強の噂も少なくない「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」などのスタンドが活躍しています。
スタンドの由来
''スタンド''という名前の由来については、作中でジョセフ・ジョースターとマウンテン・ティムの二人が語っています。
ジョセフは、3部の「スターダストクルセイダース」で守護霊のように使い手の「傍に立つ(Stand by me)」のがスタンドだと語りました。
一方で、7作目の「スティール・ボール・ラン」では、ティムが敵や困難に「立ち向かう(stand up to)」のがスタンドだと発言しています。
個性的なキャラクターが集結!スタンド名の元ネタ
ジョジョに登場するスタンドの名前は、洋楽やタロットカードからきていると言われています。例えば、4部の主人公・東方仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」は、ロックバンド“ピンク・フロイド''の『Shine On You Crazy Diamond』(1975年)から名付けられました。また、空条承太郎の「スタープラチナ」やDIOの「ザ・ワールド」の名前の由来は、タロットカードからきています。