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もちこさんの「西加奈子の書籍ランキング」

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更新日: 2020/10/08

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ランキング結果

1さくら(小説)

さくら(小説)

引用元: Amazon

『さくら』は、作家・西加奈子が著した小説である。2005年2月23日に単行本、2007年12月6日に文庫本が小学館から刊行された。風変わりではあるが、幸せに暮らしていた両親と3人の兄妹。しかし、ある日長男が交通事故に遭遇したことで、その幸せの構図が崩れていきそうになる。そんな中でも唯一変わらない愛犬の「サクラ」を通して、神様から送られた絶望とも取れる運命の構図をユーモアを持って受け取ろうと試みる物語である。

家族のつながりについてかんがえさせられた

理想的な家族だったのだが、長男の事故・自殺により家族がバラバラに。犬のさくらがまた家族のつながりをもどしてくれる感動の物語で、家族の絆について深く考えさせられました。西さんの文章が心に響き余韻が残る小説でした。

夫婦のあり方がとてもよかった

独特の夫婦での物語で読みだすと止まらなかったです。すこし子供っぽく、オリジナルの世界観を持つ「ツマ」とそれを見守る「ムコ」の組み合わせが最高で、こういう夫婦のかたちもあるのだと感心しました。いろんな夫婦の形があるなと思いました。

肩の力を抜いてくれるから

大阪のミナミに暮らす主人公はさえない生活で暗い性格なのに、小説は暗くないのが不思議でした。人生での勝ち組と呼ばれる人にはなれなず、葛藤している人に響く物語だと思います。誰もが正しい、憧れる生活だけがいいものではないと思いました。

ニューヨークを舞台にしていて、共感できたから

ニューヨークを舞台に、自分に自信があった主人公が事件に関わることで、考え方が変わっていくところに共感できました。

短編集で内容が凝縮されていた

女性がそれぞれ主人公で短編集なのでギュッと話が濃密でよみごたえがありました。

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