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makikoさんの「西加奈子の書籍ランキング」

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更新日: 2020/10/03

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ランキング結果

1円卓

円卓

引用元: Amazon

『円卓』は、西加奈子による日本の小説。『別冊文藝春秋』にて2010年9月号・11月号・2011年1月号に連載、2011年3月5日に文藝春秋より刊行された。家族に愛されながらも、不満ばかりが募り、「孤独」を愛する小学3年生の琴子が、ひと夏を通じて成長していく物語。

切ないけど温かい

西さんの作品でも共感できる部分がたくさんあり、入り込みやすかった作品。
円卓って、ときどき食べに行く中華料理屋さんにあって、家に欲しいなと思っていたので憧れです。
なんでうちはこうなんだろう、なんで私だけこうなんだろうという主人公の気持ちが痛いほど分かる。

優しい嘘もあるんだ

映画から観たのですが、断然本の方がおススメです。
嘘って言うと嫌なイメージしかありませんが、この作品に出てくる嘘は優しい、相手を想う嘘。
だから、最初は嫌な気持ちにならないのですが、だんだんと効いてくる痛さ、切なさみたいなのがあります。
夫婦って面白いなと思える作品です。

3サラバ!

サラバ!

引用元: Amazon

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。

直木賞受賞作品

さすがの直木賞受賞作品という感じで、流れ的には一般受けするのかなという印象。共感はあまりできないし、個人的に宗教が出てくる作品が苦手です。
だけど、全編通して、作品自体は面白いし、登場人物も面白い。なさそうな家族だけど、きっと言えない部分を持っている家族が多いので、意外と身近にいるのかなと思ってしまう作品でした。

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